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【ご利用者様の声 】パーキンソン病 60代男性

改善状態のキープをしたいです!
【ご利用者様の声】パーキンソン病 60代男性 
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 改善状態のキープ。
②リハビリではどのような変化を感じますか。
 改善が感じられます。
②リハビリベースの90分のリハビリはいかがですか。
 ちょうど良いです。
③立地
 100点
④内覧・衛生面
 100点
⑤受付スタッフの対応
 100点
⑥総合評価
 100点
⑦今後のリハビリに期待されることなど、ご自由にご意見お聞かせください。
 ありがとうございます。
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 早く歩けるようになりたい。時間を短縮して歩きたい。
 
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 たいへん満足している

③立地 100点

④内覧・衛生面 100点

⑤受付スタッフの対応 100点

⑥総合評価 100点

⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい
*よろしければ理由を教えてください。
 通いたいです

★その他、今後のリハビリにきたいされることなど、ご自由にご意見をお聞かせください。
痛さから解放されたされたい。長時間歩けるようになりたい。
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 早く歩けるようになりたい。時間を短縮して歩きたい。
 
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 たいへん満足している

③立地 100点

④内覧・衛生面 100点

⑤受付スタッフの対応 100点

⑥総合評価 100点

⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい
*よろしければ理由を教えてください。
 通いたいです

★その他、今後のリハビリにきたいされることなど、ご自由にご意見をお聞かせください。
痛さから解放されたされたい。長時間歩けるようになりたい。

担当からのメッセージ

突然の原因不明の対麻痺から、リハビリにかかれる機会がない中で、当施設を探し来て頂きました。膝から下に、麻痺の影響が強くありましたが、足の感覚入力を行い、残存している部分に対しての動作修正を行うと、まだまだ動作や機能改善が図れると感じました。今まで大変な思いをされた経緯も、ご家族の方から話を聞かせて頂いていたので、体験を通して希望を見出して頂いたことが何より嬉しかったです。

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GWの休館日のお知らせ

いつも、ホームページをご覧くださり誠にありがとうございます。

GW休館日のご案内
4月29日土曜日、5月3日水曜日~5月5日金曜日ですが、祝日のため休館日とさせていただきます。

お問い合わせなどにもすぐ対応できない可能性がございますので、
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

また、メールでのお問合わせがおススメです。
お問合わせページをご覧ください。
コチラ

過ごしやすい季節ではありますが、体調にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

今月もリハビリベース国分寺スタッフ一同皆様からの体験のご予約お待ちしております♪
是非、お気軽に体験プランやご不明点のご相談にご連絡くださいませ。

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脳卒中の後遺症における歩行障害について

脳卒中の後遺症における歩行障害について

今回のブログでは脳卒中後遺症における歩行障害について、歩行障害の種類や歩行パターンの分類、リハビリについてまとめています。

 
【目次】

●歩行障害とは
●脳卒中と歩行の関係
●脳卒中の後遺症における歩行の特徴と歩行パターン分類
●生活期でのリハビリの重要性
●リハビリベース国分寺での取り組み

 
【歩行障害とは】

歩行障害は、神経・筋肉・骨格系の要因が複合的に作用することにより引き起こされる、歩行機能の障害です。歩行は、脳・脊髄・末梢神経系の信号が綿密に調整されたものであり、その障害は、神経障害、筋骨格系障害、脳血管障害などの様々な病態によって生じます。
「歩く」ためには、ただ単に足の筋肉を使うだけではなく、脳が命令を出し、その命令を伝える神経の働きが必要になります。
そのため、歩行障害の原因には筋肉組織や骨組織そのものの損傷だけでなく、脳組織、神経組織の影響を受けているケースもあります。
また歩行障害は、脚全体が正常に動かせない場合と、膝や足首など特定の部位の動作が不完全で引き起こされる場合とがあり、それぞれのケースに応じてリハビリ内容を考えていく必要があります。
歩行障害には、さまざまな症状がありますが、一般的には歩行速度の低下、歩幅の狭小化、膝や足首の可動域の制限、足の引きずり、バランスの悪化、転倒などが挙げられます。これらの症状は、日常生活において様々な困難を引き起こすことがあります。例えば、家事や買い物、移動や外出などの行動の制限、自己介護の困難、社会参加の制限などが挙げられます。
歩行障害は、症状が進行するとともに、身体機能の低下や社会参加の制限などが生じ、生活の質を低下させることがあります。そのため、リハビリでの機能改善が重要であり、対象者の症状や原因に応じた適切なプランを提供することが必要です。また、患者の生活環境や社会的支援にも配慮しつつ、持続的なリハビリを行うことが大切です。

 
【脳卒中と歩行の関係】

脳卒中を引き起こすと、脳内の血液循環が悪くなり、脳細胞が酸素不足や栄養不足になって死滅することがあります。また、脳細胞が壊死した後には、周囲の神経細胞も障害を受けるため、脳の機能が低下することがあります。
このような脳の障害によって、運動に関する中枢神経系が損傷することがあります。運動には、体幹のバランス感覚や筋肉の調整、協調、制御が必要とされていますが、これらの機能を担う脳部位が障害を受けると、歩行障害が発生すると考えられます。
さらに、脳卒中後には、筋肉や腱、関節などの組織にも損傷が生じることがあります。このような損傷は、筋肉や腱、関節の拘縮や強直、感覚異常、疲労感などを
引き起こすことがあります。例えば、筋肉の拘縮や強直は、筋収縮力の変化や運動の制限を引き起こし、バランス感覚や歩行時の足の置き方、歩行スピードにも影響を与えます。

脳卒中の後遺症に多い歩行障害
痙性歩行
下肢の筋肉が過剰に緊張することで、足首や膝を曲げたまま歩く、あるいは脚を引きずるように歩く、歩く速度が遅くなるなどの特徴が見られます。
はさみ足歩行
筋の痙縮や強直により股関節の内転・内旋力が強くなり、足先が内側に向かって接触するために生じる歩行障害です。
鶏歩
足首の背屈が生じずに底屈してしまうため、歩行時にすり足にならないように足を高く上げ、膝を曲げて歩く歩行障害です。
動揺性歩行
腰や上半身を左右に振りながら歩く、トレンデレンブルグ徴候が一つの例です。
小刻み歩行(パーキンソン歩行)
膝を軽度曲げ、前かがみの姿勢で歩幅が狭くなってしまう歩行障害です。
運動失調性歩行
運動失調性歩行の特徴は、歩行時に左右の足の歩幅が異なる、足を前に出すときにバランスを崩す、歩行中に足がもつれるなどの歩幅の不均一や運動の協調性の低下などが挙げられます。

 
【脳卒中の後遺症における歩行の特徴と歩行パターンの分類】

脳卒中の後遺症は脳血管障害により、随意性低下、異常筋緊張、感覚障害や姿勢調節障害などを呈し、歩容(歩行時の姿勢)や歩行障害の質・程度には個別差が大きいです。
脳卒中の後遺症を全体としてみると歩行速度の低下、麻痺側単脚支持期の短縮、両脚支持期の延長、歩幅の短縮、足関節の可動域制限などが多くみられます。

麻痺側膝関節の動きによる歩行パターン分類
脳卒中の後遺症における歩行障害で膝の動きに着目し、歩行を分類しているものがあります。
Quervainらは麻痺側立脚期の膝関節の動きに着目し、立脚期に膝が過剰に伸展する歩行(extension thrust pattern:膝伸展パターン)や、膝関節が過剰に屈曲する歩行(buckling knee pattern)立脚期に膝関節がほぼ固定されている歩行(stiff knee pattern)に歩行パターンを分類しました。
歩行分析においても「反張膝」や「膝折れ」など脳卒中の後遺症における歩容を膝関節の動きで表現することに加え、上記の歩行パターンは実際のリハビリ現場でも多く見られます。
また、上記のパターンの中で立脚期に膝が過剰に伸展する歩行(extension thrust pattern:膝伸展パターン)は2つに分類されることがあります。
足を地面に接地した直後に膝関節が伸展するパターン「初期膝伸展パターン」立脚中期から立脚後期にかけて膝関節が伸展するパターン「中期膝伸展パターン」の2つに分類されます。
歩行評価をする際にこのような異常歩行パターンを理解することで適切なリハビリにつなげることが出来ます。

 
【生活期でのリハビリの重要性】

リハビリの時期は「急性期」、「回復期」、「生活期」の3つに分けられることが多いです。
今回のブログでは「生活期」に着目してリハビリについてご説明していきます。
『脳卒中治療ガイドライン2015』では回復期リハビリ終了後の慢性期脳卒中の方に対して筋力、体力、歩行能力などを維持・向上させ、社会参加促進、QOL(生活の質)の改善を図ることが強く勧められています。
生活期のリハビリの効果は、リハビリの「質」が重要になってきます。とにかく筋トレ!とにかく練習!というよりも適切なトレーニング方法に基づいてのリハビリプログラムやホームエクササイズを実施することで、身体機能や歩行能力の改善に繋がってくると考えています。
もちろん十分なリハビリ時間を確保することは非常に重要ですが、ただ時間だけを長くするのではなく、リハビリの「質」も確保することで機能改善に大きな影響を与えてくれると考えています。

生活期でのリハビリでは筋緊張に伴う歩行機能障害と歩行システム問題に伴う歩行障害が多くみられます。
入院中はリハビリ時間が必然的に多く確保できるため、身体機能や歩行機能も確保できています。
入院中のリハビリが終了した時点ではさほど目立たなくても、生活期での長い経過に伴い、確保されていた可動域の減少や、残存筋力の低下が出現してしまうことで、知らず知らずに効率を追求してしまいます。麻痺側の残存機能に頼った動作や非麻痺側の過剰努力による動作が繰り返される左右非対称的なパターンが筋緊張亢進に繋がってしまいます。
筋緊張亢進に伴い、歩行周期の乱れや歩行中の各関節の役割(ロッカーファンクションなど)の破綻も生じてしまう可能性があります。
また、左右非対称な歩行パターンを継続することで、繰り返し同部位にストレスが加わることによる疼痛や関節変形、麻痺側の筋力低下などを引き起こします。
生活期においても,集中的な下肢筋力強化や歩行練習は歩行能力を改善させ,発症から長期経過した脳卒中の後遺症の方に,下肢機能練習や筋力強化,機器を用いた歩行練習を行うことで 歩行機能が改善することが様々な研究により明らかになっています。

 
【リハビリベース国分寺での取り組み】

➀痙性に対する介入
適切な評価の元、動作の妨げとなっている部位を徒手的な介入や電気刺激による介入を行い解決していきます。
➁歩行訓練量の確保
麻痺の程度に合わせて、訓練量を十分に確保します。訓練量だけでなく訓練内容にもこだわっています。
各歩行周期に応じたエクササイズやトレーニング方法で改善を図ります。
➂トレッドミルを使用した歩行訓練
安全に配慮し、トレッドミル歩行を行うこともあります。
トレッドミルを使用することにより、歩行距離の延長、歩行スピードの向上、転倒予防へ繋がることが期待できます。
➃積極的に屋外歩行や公共交通機関の練習を行う
ご利用者様の目標(スーパーまでのお買い物、職場復帰、旅行など)に合わせて屋外訓練も積極的に行います。
➄適切な歩行補助具(短下肢装具や杖など)の提案
現在使用している歩行補助具が本当に適切か、リハビリを進めていく上でご利用者様やご家族様と確認しながら歩行補助具による介助量の増減の提案させていただきます。

リハビリベース国分寺では1回の施術時間は90分となっており、リハビリ時間を十分に確保し、その中で「リハビリの質」にもこだわっています。
マンツーマンで身体のケアから運動まで行い、効率よく、そして確実にリハビリ効果を発揮できるようにサポートしています。

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脳出血後に人混みは不安!?

●脳卒中後に人混みは不安!?
●不安な方へのリハビリ
●脳出血後に体力が低下して長時間歩けなくなる原因は!?
●そのリハビリは

脳出血後に人混みは不安!?

脳出血後に人混みを歩くことに不安を感じるのは、脳出血が起きたことによって脳に損傷が生じ、それが不安や恐怖の感情を引き起こすからです。このような状況では、脳が正常に機能しなくなり、身体的にも心理的な影響も生じる可能性があります。具体的には、歩行障害や筋力低下、感情の変化などが見られる場合があります。これらの症状が人混みを歩くことに対する不安を引き起こす原因となるのです。

また、脳出血後には、周囲の刺激に敏感に反応することがあるため、人混みを歩くことが過剰な刺激となってしまっている可能性があります。これは、脳の機能が正常に働かず、情報を処理できないほどの過剰な刺激が脳にストレスを与えている可能性があります。さらに、脳出血後には、自己意識や自信の喪失など、心理的な問題が発生することがあります。人混みを歩くことに対する不安は、このような心理的な問題から引き起こされる場合もあります。自分が他の人と比較したり、不器用な動きをして周囲に迷惑をかけることを恐れるなど、自己評価の低下が原因となることがあります。

以上のような理由から、脳出血後には、人混みを歩くことに対する不安が生じる場合があります。このような場合には、リハビリテーションや心理的な支援など、適切な対処方法を見つけることが大切です。

不安な方へのリハビリ

脳出血後に人混みを歩くことに不安を感じる方には、以下のようなリハビリテーションがあります。

歩行訓練:歩行訓練は、歩行能力を回復させるためのトレーニングです。まずは、歩行器や杖を使って安定した歩行を目指します。その後、段階的に歩行器や杖を外して、自立歩行を目指します。段階的な歩行能力の改善は機能回復を感じることができ、身体機能の向上だけでなく、心理面にも良い効果をもたらします。

認知行動療法:認知行動療法は、不安感や恐怖感を減らすための心理療法です。具体的には、不安を引き起こす思考や行動を変えることで、不安を和らげることが目的です。

感覚統合療法:感覚統合療法は、身体感覚を改善することで、バランス感覚や空間認識を改善するための療法です。この療法を行うことで、人混みを歩くことに対する不安感を軽減することができます。

グループセラピー:グループセラピーは、同じような状況にある人たちと共にセラピーを受けることで、互いに支えあうことができる療法です。これにより、自分だけが不安感を感じているわけではないことを実感し、不安感を和らげることができます。

日常生活場面でのリハビリ:リハビリテーションだけでなく、日常生活での練習も重要です。例えば、散歩や買い物など、人混みに出る機会を積極的に増やすことで、不安感を軽減することができます。リハビリベース国分寺では駅前の施設のため、実際の場面での評価と訓練をすることができます。


上記のようなリハビリテーションを、個々の状況に合わせて実施することで、人混みを歩くことに対する不安感を軽減し、より自信を持って日常生活や社会復帰を支援することができます。ただし、リハビリテーションには個人差があり、継続的なサポートが必要になる場合もあります。

脳出血後に体力が低下して長時間歩けなくなる原因は!?

脳出血後に体力が低下して長時間歩けなくなる原因には、いくつかの要因が考えられます。

●身体的損傷
脳出血によって脳に損傷が生じるため、運動機能に影響が出ることがあります。脳出血が起きた場所によって、身体のどの部位が影響を受けるかが異なりますが、足の筋肉や神経に影響が出ることが多いため、歩行能力が低下することがあります。

●疲労
脳出血後は、回復期間中に疲れやすくなる傾向があります。これは、脳が損傷を受けたことによって、脳が活動するために必要なエネルギーが増えるためです。そのため、通常よりも疲れがたまりやすくなり、長時間歩くことが難しくなることがあります。

●不安やストレス
脳出血後には、不安やストレスが増加することがあります。これは、病気や治療によって生じる身体的な負担や、生活の変化による心理的なストレスによるものです。このような状況では、身体の緊張が高まり、疲れやすくなることがあります。

これらの要因が重なって、脳出血後に体力が低下して長時間歩けなくなることがあります。しかし、適切なリハビリテーションや身体活動を継続することで、身体機能の回復や疲労軽減が期待できます。リハビリの専門家の指導のもと、適切な運動を行い、体力を徐々に回復させることが大切です。

体力UP!そのリハビリは

脳出血後に体力が低下して長時間歩けない患者には、以下のようなリハビリが必要となります。

●歩行訓練
歩行訓練は、脳出血後に歩行能力を回復するための重要なリハビリです。まずは、歩くこと自体に慣れるために、歩行器や杖を使用したり、手すりなどを使用して立位訓練を行ったりします。その後、徐々に歩く距離や時間を増やしていくことで、歩行能力を向上させます。

●筋力トレーニング
脳出血後には、筋肉の萎縮や筋力の低下が生じることがあります。筋力トレーニングを行うことで、筋肉の力を回復させることができます。特に、足の筋肉を鍛えることで、歩行能力の向上につながります。

●有酸素運動

有酸素運動を行うことで、心肺機能を改善することができます。ウォーキングなどの運動を行うことで、体力を回復させることができます。

●バランス訓練

脳出血後には、バランス感覚が低下することがあります。バランス訓練を行うことで、歩行中の転倒リスクを減らし、歩行能力の向上につながります。

●日常生活動作の訓練
日常生活動作の訓練を行うことで、歩行以外の身体活動も行うことができます。例えば、自立歩行や階段の昇降、トイレの使用など、日常生活に必要な動作を練習することで、身体能力を向上させます。

これらのリハビリを継続的に行うことで、脳出血後に体力が低下して長時間歩けない患者の歩行能力を回復させ、生活の質を改善することができます。

【参考文献】


1) 脳卒中治療ガイドライン2015(追補足2019
2) 「Post-stroke emotional and behavioral disorders」
3)Robert Teasell 1, Matthew J Meyerら著「Stroke rehabilitation: an international perspective」2009 Jan-Feb;16(1):44-56.
4)Sandra A Billinger, Ross Arenaら著「Physical Activity and Exercise Recommendations for Stroke Survivors: An American Heart Association Scientific Statement」2014 Aug;45(8):2532-53
5)「Cochrane Review: Physical rehabilitation approaches for the recovery of function and mobility following stroke」
6)「Phobic postural vertigo--a long-term follow-up (5 to 15 years) of 106 patients」

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この記事を書いた人

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地

原嶋崇人 リハビリベース国分寺院長 運動器認定理学療法士

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地域高齢者に対しての介護予防や転倒予防事業の講師などを行っている。

歩行のバイオメカニクス

歩行のバイオメカニクス

歩行は日常生活の中で欠かすことのできない動作です。
何をするにも歩行という動作が必要になってきます。
歩行はエネルギー効率良く移動できる動作といわれており、なぜ効率よく動作ができるのかを今回のブログでまとめています。

 
【目次】

●歩行とは
●効率の良い歩行とは
●倒立振り子運動
●歩行周期
●ロッカー機能
●歩行中の姿勢制御~locomotorとpassenger~
●歩行の評価
●終わりに

 
【歩行とは】

二足での歩行運動はヒトの生活を支える基本的な行動様式です。円滑な歩行運動を実現するためには数多くの筋の協調的な活動が必要とされ、また単に運動出力を発するだけではなく、外部環境に応じた迅速かつ柔軟な調節が重要となります。
つまり日常生活を送るうえで「歩行」は非常に重要な役割を担い、歩行能力が上がることで自宅での移動や外出、社会復帰などへのステップアップに繋がり、生活の質が向上することが期待できます。

 
【効率の良い歩行とは】

効率的な歩行とはどのようなことでしょうか?
ここでお話しする「効率的」とは「エネルギー効率」のことを指します。
要するに歩行するにおいていかに筋力を使わず歩けるかということになります。
物体が移動する際にはエネルギー(外力)が必要になってきます。人体においてその外力とは筋力のことを指します。
しかし、すべてのエネルギーを筋力で補うのは非常に効率的とは言い難いです。

 
【倒立振り子運動】

歩行動作の例として「倒立振り子運動」という理論に基づいてエネルギー効率の話をすることが多くあります。

前述した通り「効率がいい」ということは「エネルギー効率がいい」ということとお話しました。
つまり、地球上にある「重力」を利用して、より少ない外力(筋力)で移動するというのが効率の良い歩行になります。
物理的にいうと、位置エネルギーと運動エネルギーの関係を活用しています。実は、人間の体の構造は、この倒立振り子を利用して効率よくエネルギーを活用できるようにできています。

倒立振り子とは「逆立ちした振り子」のことを指します。
床に支点を固定しており、棒の先端の重りが支点を中心に回転運動を運動をするモデルになります。
身体に置き換えると支点が足、棒が下肢、重りが重心に相当します。
棒(下肢)が垂直にある状態では重り(重心)が最も高い位置にあり、位置エネルギーが最高位にある状態です。
重り(重心)をわずかに前方へ傾けることで、重力により棒(下肢)は支点(足)を中心として回転運動をしながら倒れ、位置エネルギーから運動エネルギーに変わりながら重り(重心)が倒れていきます。
二足歩行では重心が上下動を繰り返し、位置エネルギーと運動エネルギーを交換しながら歩行することで、効率的な運動となります。

 
【歩行周期】

今回のブログでは理学療法士に馴染み深いランチョ・ロス・アミーゴ方式における歩行周期の名称と定義に基づいて説明していきます。
『ランチョ・ロス・アミーゴ方式』とは世界で最も歩行研究に精通した施設である、ロサンゼルスにあるランチョ・ロス・アミーゴ国立リハビリセンター(Rancho Los Amigos National Rehabilitation Center)でドイツの理学療法士のキルステンゲッツ・ノイマンが作成した方式です。

 
歩行の1周期の区分

歩行は2歩を1周期とする繰り返し運動です。1周期の中の各時間帯を「相」あるいは「期」といいます。
片足に着目すると、足が床に着いている期間を「立脚期」、着いていない期間を「遊脚期」といわれており、両足同時に着目すると、両足が床に着いている期間を「両脚支持期」、片足のみが床に着いている期間を「片脚支持期」といいます。
正常歩行では立脚期は1周期の60%、遊脚期は40%となっています。

 
ランチョ・ロス・アミーゴ方式

 
【ロッカー機能】

人間はなぜ前に進むことが出来るのか、不思議に思ったことはありませんか?
そもそも人間の身体重心のベクトルは下方に向かっています。しかし、歩行は前方へ移動する動作です。
その為、下方に向かっているベクトルを前方へ向かわせなければいけません。
そこで重要になってくるのが今から説明する「ロッカー機能」と呼ばれるメカニズムです。
ロッカー機能とは、立脚期の身体がロッキングチェアのように回転しながら前方に移動していく動きです。
回転の中心は踵から足関節、前足部、つま先と徐々に前方に移動していき、これらをそれぞれ踵ロッカー(heelrocker)、足関節ロッカー(anklerocker)、前足部ロッカー(forefootrocker)と呼びます。
それぞれの役割を以下に記載します。
踵ロッカー(heelrocker)
初期接地~荷重応答期までを指します。踵を中心に回転していき徐々に足底が床に接触していきます。踵接地時、身体重心は最高点から一気に最下点に落下します。この時の約2㎝の重心移動が起こるとされていますが、この重心落下の衝撃を吸収できなければ、骨や関節、内臓、脳は大きなダメージを受けることになります。
その為、この時期に活動する筋肉(前脛骨筋や大腿四頭筋、ハムストリングスなど)は遠心性収縮(ブレーキ動作)を行い衝撃を緩和させています。しかしブレーキをかけてしまうと前方へは進めないために踵骨の形状を使い前方へ回転させていくのが踵ロッカーの役割になります。
足関節ロッカー(anklerocker)
荷重応答期~立脚後期までを指します。足関節を中心に前方へ回転していき、重心を前方へ移動していく時期になります。
初期の段階では足首から上の身体を前方へ引き寄せる力が加わり、重心を最高点までもっていきます。そこから踵が離地するまでヒラメ筋で回転速度を調節しながら緩やかに前方へ重心移動を行っていきます。
前足部ロッカー(forefootrocker)
立脚後期~前遊脚期までを指します。足趾の付け根を軸に踵が地面から離れ、前方へ蹴りだしを行う。
この時期は足関節から足趾の付け根へと回転軸が移動していきます。
重心位置は最高点から下降していく時期になります。この時反対側の足は浮いている状態で下肢を前方に振り出していくタイミングです。
重心位置が最高点からどんどん下降してしまうと反対側の振り出しに時間的余裕がなくなり、歩幅の減少に繋がってしまうため前足部ロッカーは回転軸を足趾の付け根を中心とした回転軌道に変えて円軌道を上方へ修正し、重心移動の方向をコントロールする役割になります。
また、この時期では腓腹筋の筋力が非常に重要になり、最大筋力の60~80%もの力が必要と言われています。

 
【歩行中の姿勢制御~lcomotorとpassenger~】

Neumann によると,歩行中,身体は二つの機能的単位である“パッセンジャー(上半身と骨盤)”と“ロコモーター(骨盤と下半身)”に分けられるとしている。

◇ロコモーターユニット
下半身や動作を行う上での骨盤、両下肢のこと、歩行で直接的に関係があるもののことを指します。言葉を直訳すると「loco moter=歩行運動(loco=機関車 moter=エンジン)」です。

◇パッセンジャーユニット
上半身や動作を行う上での体幹、両上肢のこと、歩行で間接的に関係があるもののことを指します。言葉を直訳すると「passenger=荷物」です。

この2つのユニットがうまく相互に影響しあうことで歩行は成り立っているといわれています。つまり、ロコモーターユニットとパッセンジャーユニットの2つのバランスが重要であり、上方にあるパッセンジャー(荷物)がうまくバランスが取れてないと下方のロコモーター(機関車)は過剰に働くため、下肢の筋力を過剰に働かせる必要があり、反対に、ロコモーター(機関車)がうまくバランスがとれていればロコモーター(荷物)は最小限の力で働くので安定した歩行になります。

キルステンゲッツ・ノイマンによると“パッセンジャー”は基本的に自分の姿勢保持にのみ責任をもつ。このため歩行の正常メカニズムは,“ パッセンジャー”への負荷が最小限になれば性能がよいと言える。 “パッセンジャー”は “ロコモーター”によって運ばれる自立した単位でないといけない。そのことによって “パッセンジャー”は、前方への移動に依存することなく上半身や腕(もしくは手)、頭を用いた各種の活動(multi task:重複課題)を行うことができる。と述べています。
※キルステンゲッツ・ノイマン(原著)観察による歩行分析より抜粋

 
【歩行の評価】

歩行への介入は、機能回復を促して歩行の自立度や実用性を最大限に高めることが重要です。
歩行観察や歩行分析を通して、対象者の歩行障害の程度や原因を検証して歩行の自立度や実用性を判定していく必要があります。
また、リハビリの中でいくつかの評価ツールを使用して客観的に歩行能力を評価するケースもあります。例えば5m歩行や10m歩行テストで歩行速度や歩幅などの計測、6分間歩行テストで持久性の評価、移乗能力評価としてTimed Up&Go Test(TUG)などを実施することもあります。
理学療法診療ガイドラインでは10m歩行、Timed Up&Go Test(TUG)、エモリー機能的歩行能力評価(EFAP)が推奨されています。
歩行評価の目的は歩行障害を多面的に評価して問題点を見つけ出すことで適切なリハビリプランを組み、対象者の歩行機能再建を図ることです。

 
【終わりに】

今回のブログでは歩行のバイオメカニクスについて説明してきました。
普段何気なく行っている「歩行」を完成させるにはいくつのも機能が重要になってきます。
理学療法士は「歩行」を細かく診れるプロです!!
様々な歩行パターン、それに対するアプローチ方法やエクササイズ指導。何が原因で歩行障害が起きてるか突き止めて解決することができます。

次回のブログでは『脳卒中の後遺症における歩行障害』についてご説明していきます。

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スポーツ疾患 足関節捻挫について

スポーツ疾患 足関節捻挫について

スポーツ障害で非常に頻度の多い足関節捻挫。
今回のブログでは足関節の機能解剖や捻挫の種類、治癒過程、リハビリについてまとめています。

 
【目次】

●はじめに
●足部・足関節の解剖
●靭帯組織の治癒過程
●足関節捻挫について
●足関節捻挫後のリハビリについて
●リハビリベース国分寺でできること

 
【はじめに】

皆様、これまでケガをしたことありますか?
部活動や体育、趣味活動などスポーツを行う上でケガのリスクは常に身近に存在しています。
そして『ケガ』といっても様々なケガの種類があります。
ケガと聞いて一番に思いつくのは「捻挫」や「骨折」、「打撲」、「突き指」等ではないでしょうか。

スポーツ安全保険の支払い実績をまとめた「スポーツ障害 統計データ集」では次のようにまとめられています。
➀外傷の発生件数
男女ともに小学校高学年が最も多い
➁外傷の発生頻度
男子は小学校高学年、女子は40代が最も多い
➂部位
手・指の突き指(20%)、足関節捻挫(15%)、膝関節の捻挫・靭帯損傷(6%)、脳震盪を含む頭頚部の外傷(10%)
未就学児は頭頚部、小・中学生は手指と足関節、高校生以上の年代では手指、足関節、膝関節の外傷が多く、未就学児~中学生では骨折、高校生以上の年代では捻挫が最も多いという特徴がみられました。
今回のブログでは足関節捻挫についての病態とリハビリ内容をご紹介していきます。

 
【足部・足関節の解剖】

 
【靭帯組織の治癒過程】

炎症期(受傷直後~3日前後)→増殖期(受傷後4日~8週前後)→リモデリング期(受傷後4週~半年前後)
一般的にこのような流れで治癒が進んでいきます。
実際にどの程度回復しているのかはエコー検査やMRIなどで精査することができます。

 
【足関節捻挫について】

足関節捻挫は内反捻挫と外反捻挫の2つに大別されます。
足関節は関節の形状から外反より内反への可動性が大きく、捻挫の中でも内反捻挫が多くなっています。
内反を制動する靭帯は前距腓靭帯や踵腓靭帯であることから足関節捻挫の中でもこの二つは症例数が多いと感じますが、次いで前下脛腓靭帯の損傷も少なくありません。
外反を制動する靭帯は主に三角靭帯になります。

これらの靭帯の中で脛骨と腓骨を結ぶ前下脛腓靭帯損傷は正しく処置・リハビリを行わなければ難治になるケースが少なくありません。
足関節の可動が起こる際、脛腓関節の動きも伴います。背屈時には脛腓関節が開くことで距骨の通り道ができ、底屈時には開いた脛腓関節が元に戻っていきます。
前下脛腓靭帯損傷では急性期に固定を適切な期間することにより靭帯を保護しなければ、足関節運動とともに痛んだ靭帯へのストレスが増大し、靭帯の治癒が遅れてしまいます。
その他の靭帯でも同様のことが言えますが、前下脛腓靭帯損傷においてはただ荷重しただけでも負担がかかるため、急性期には適切な期間固定を行うことが望ましいです。
捻挫によりどこの靭帯をどの程度損傷したかによっても治療やリハビリ方法が変わってくるので適切な診断が非常に重要となります。

 
【足関節捻挫後のリハビリについて】

〇急性期(受傷~3日)

急性期ではRICE処置と関節の保護が重要です。
微弱電流治療器を使用して治癒促進を促していくのも非常に有効です。
受傷してから72時間は患部からの出血が多いとされている時期なので圧迫やアイシングを行い、出血を最小限に抑えることがポイントです。
損傷度合いや炎症状態、痛みに応じてシーネ固定やサポーター等で関節を保護し、損傷靭帯へのストレス軽減を図ります。
ただの捻挫だからと言って初期の対応を怠ってしまうと、その後の生活やスポーツ活動に影響を及ぼしてしまうケースもあります。

〇亜急性期(受傷後4日~4週前後)

この時期は日常生活動作の安定を目指していきます。
安定した歩行、階段昇降など痛みがなくこなせるようにリハビリしていきます。
可動域獲得や筋力強化に関してはまずは、非荷重位で行えるものを選択し、靭帯の治癒状況等に応じて徐々に負荷を上げていきます。
簡単なバランストレーニングも導入していきます。

〇回復期~競技復帰(受傷後4週以降)

この時期では可動域や筋力の左右差を無くすこと、バランス機能を安定させることが目標になってきます。その為、競技復帰を見据えてより強度を上げたトレーニングを行っていきます。それぞれの競技特性に合わせたトレーニング内容を選択し、スムーズに復帰していけるようにしていきます。
復帰後の再受傷予防のためのコンディショニングやトレーニング方法の確認も重要です。

 
【リハビリベース国分寺でできること】

捻挫後の競技復帰までのリハビリはもちろん、捻挫後の慢性的な痛みや、足関節不安定症に対するリハビリも実施しております。
「たかが捻挫」と考えているとのちに大きなケガへつながる危険性もあります。
楽しくそして熱くスポーツ活動をするためにリハビリベース国分寺でトレーニングしていきましょう!!

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脳卒中の後遺症による体幹への影響

脳卒中の後遺症による体幹への影響

今回のブログでは脳卒中の後遺症による体幹への影響について記載しています。
体幹の基本的な機能や脳の領域のお話、日常生活動作への影響、簡単なエクササイズ紹介まで盛りだくさんの内容になっています。
是非、最後までご覧ください。

 
【目次】

●脳卒中とは
●体幹とは
●体幹の役割
●脳卒中と体幹機能
●脳卒中の後遺症による体幹への影響
●体幹機能と日常生活動作との関係について
●エクササイズ紹介
●リハビリベース国分寺でできること

 
【脳卒中とは】

脳卒中とは脳血管の狭窄や破裂などが原因で、脳への血流の流れが止まることによって起こる病気です。
脳卒中は、脳梗塞と脳出血の2種類に大別されます。
脳卒中の種類についてはこちらのブログをご参照ください。→【脳血管リハビリテーション】

 
【体幹とは】

体幹とはその文字が示す通り、「体の幹」ということです。
体の幹なので頭部と上・下肢を除いた胴体部分になります。具体的には胸、背部、腰部、腹部、骨盤周囲はすべて体幹の構成要素ということになります。
体幹を構成する関節や筋肉が協調的に動くことで身体の安定性や姿勢制御、運動制御、体の回旋や前後屈、側屈動作の制御などを担います。

 
【体幹の役割】

体幹は、人体の重心を支え、姿勢を維持するために非常に重要な役割を果たしています。
体幹の主な役割としては筋緊張と脊柱のダイナミックスタビライゼーション(体幹の深層筋が軸を安定させながら表在の大きな筋や末梢の動きを先導する活動)を調節して四肢の機能をコントロールすることです。
また、上下肢を動かす際に体幹の深層にある腹横筋が最初に働くといわれています(先行随意性姿勢調節)。体幹機能不全が起きることにより、軸は不安定になり上下肢がスムーズに動かしづらくなることが予想できます。
また、体幹は、身体のバランスや姿勢を維持するだけでなく、運動や呼吸、内臓の保護など、多くの重要な役割を果たしています。

 
【脳卒中と体幹機能】

脳卒中を引き起こすと、障害された脳とは反対側の半身に運動麻痺が生じます。麻痺した側を「麻痺側」、麻痺していない側を「非麻痺側」と呼びます。
体幹の運動や姿勢制御には、脳の様々な領域が関与しています。特に、体幹の運動制御には、大脳皮質、小脳、基底核、脊髄などの領域が重要な役割を果たしています。
人の運動制御には大きく分けて外側下行路系と内側下行路系が関与するとされています。(図1)
内側下行路系(網様体脊髄路、前皮質脊髄路、前庭脊髄路)は主に姿勢調節や歩行能力に必要な体幹筋や四肢の近位筋の制御を行っています。その他、起立動作や平行機能・筋緊張の制御にも働いています。
内側下行路系は、大脳皮質から脊髄に向かう神経線維のうち、体幹や下肢の運動制御に関与するものを指します。内側下行路系には、大脳皮質から始まり、脊髄に至る3つの主要な神経線維束があります。
まず、錐体路は大脳皮質の運動野から発し、下行路の中で最も重要な神経線維束の1つです。錐体路は、細かい動作や精密な運動制御に関与し、体幹や四肢の運動を制御します。
次に、脊髄小脳路は脊髄小脳性運動失調症と呼ばれる疾患に関連する神経線維束の1つです。脊髄小脳路は、大脳皮質から始まり小脳を経由して脊髄に至るルートを持ちます。この神経線維束は、体幹の運動制御に関与し運動の正確性やバランスを維持するために重要な役割を果たします。
最後に、網様体脊髄路は興奮性神経細胞である網様体から脊髄に向かう神経線維束です。網様体脊髄路は、姿勢制御やバランス維持に関与し、反射的な運動制御にも重要な役割を果たします。
このように内側下行路系は、体幹や下肢の運動制御に重要な役割を果たしています。これらの神経線維束が正常に機能しない場合、運動失調や筋力低下、姿勢の不安定などが生じることがあります。

 
【脳卒中の後遺症による体幹への影響】

脳卒中を発症することにより、体幹の筋肉や感覚が麻痺したり、動作が制限されたりすることがあります。脳卒中が体幹に影響を与える場合、体幹の一部の運動や感覚が麻痺したり、失われたりすることがあります。また、体幹が弱くなることで、バランスや姿勢の制御が難しくなり、倒れやすくなることもあります。適切なリハビリテーションや支援を受けて、体幹機能を回復することが重要です。
これから体幹機能についてや脳卒中後遺症で体幹機能が低下してしまうことにより日常生活へどのような支障が出ていくのか説明していきます。

 
【体幹機能と日常生活動作との関係について】

脳卒中を発症された方の日常生活動作には多くの要素が影響しあっています。身体機能としては、運動麻痺、高次脳機能障害、感覚障害、バランス障害などが挙げられます。
身体機能の中では、体幹機能の関与も大きく、Verhrydenは、脳卒中後に体幹パフォーマンスが低下すること、また体幹パフォーマンスがバランス、歩行、機能的活動の評価と強く関連しており、体幹への評価・介入の重要性を述べています。また、Daviesは、上肢機能、歩行、バランス能力の改善には体幹機能の改善が必要であることを述べています。
体幹は、身体の中心部分であり、姿勢の制御や身体バランスを保つために非常に重要な役割を果たしています。例えば、安定した立ち座りや歩行(特に路面の凹凸や段差など、足元が不安定な状況では、体幹の筋肉の働きが重要)の獲得に重要となります。体幹機能を改善させることで、正しい姿勢を保つことができ、姿勢が崩れたり、腰痛や他関節の機能障害の原因になるリスクを減らすことが出来ます。

上記で述べたように、脳卒中による体幹の障害は日上生活動作に大きな影響を与えることがあります。例えば、脳卒中によって体幹機能が麻痺した場合、次のような日常生活動作に支障をきたすことがあります。
1.立ち上がりや歩行
体幹が弱くなることで、立ち上がりや歩行が困難になることがあります。また、体幹の筋力が弱まることで、歩行中にバランスを失いやすくなるため、転倒やケガのリスクが高くなります。
2.着替えや入浴
体幹の筋肉が麻痺すると、着替えや入浴などの自己介助が困難になることがあります。例えば、体幹が弱いと上半身を起こして服を着ることが出来なかったり、入浴中にバランス崩して転倒するリスクが高くなります。
3.生活習慣の乱れ
脳卒中による体幹の障害は、身体のバランスや姿勢制御に関する機能の低下を引き起こすため、生活習慣病などの病気のリスクを高めることがあります。また、脳卒中の後遺症による強い疼痛や感覚異常がある場合、運動機能を低下させることもあります。
4.呼吸・嚥下機能の低下
体幹の筋肉が麻痺することで、呼吸や嚥下などの基本的な身体機能にも影響が出ることがあります。脳卒中後に起こる肺炎や食道炎などの合併症のリスクも高まるため、生活習慣の改善が必要です。
5.精神的な影響
脳卒中による体幹の障害は、患者の精神的な側面にも大きな影響を与えることがあります。例えば、家族と一緒に生活している場合、自分で日常生活動作を行えないことによって、自尊心の喪失や、抑うつ症状などが生じることがあります。
以上のように、脳卒中による体幹の障害は、日常生活動作に大きな影響を与えることがあり
ます。リハビリテーションによる適切な治療や運動療法を行うことで、体幹機能の回復や改
善を目指し、日常生活の遂行能力の向上を図ることが大切です。

 
【リハビリベース国分寺でできること】

リハビリベース国分寺ではご利用者様の身体機能を細かく評価し、一人ひとりにあったリハビリプランをご提供させていただいております。
基本動作の獲得はもちろん動作改善への介入、ステップアップへのサポート、職場復帰やスポーツ復帰のサポートも行っております。
ベッド上でのリハビリだけでなく、適切な負荷でたくさん運動をしていただくことで脳や筋を賦活し、身体機能向上へ繋げていきます。
「現状の身体状況の評価をして欲しい」、「このままでは仕事に復帰できないかも」、「もっと高いレベルでのリハビリがしたい」、「子供や孫の結婚式に出席したい」などなどこのような想いを抱える皆様の目標に向かってサポートしていきます!!
是非、リハビリベース国分寺で一緒に頑張っていきませんか?
体験リハビリや施設見学、ご相談等お待ちしております。

 
【参考文献】

・鈴木俊明.脳卒中運動学.運動と医学の出版社.2021
・江連亜弥.原田慎一.他.脳卒中片麻痺患者の体幹機能と日常生活活動(ADL)との関係について.理学療法科学 第25巻1号.2009
・相澤純也.クリニカルリーズニングで神経系の理学療法に強くなる!.羊土社.2017

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手足のつっぱり【痙縮】について

手足のつっぱり【痙縮】について

はじめに

手足のつっぱり【痙縮】は筋緊張異常であり、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)の後遺症で悩んでいる方は多いと思います。
今回【痙縮】について簡単な概要から原因、日常生活の制限、リハビリについてまとめました。

目次

●痙縮患者数
●筋緊張と筋緊張異常
●痙縮とは
●痙縮による日常生活の制限
●痙縮の治療とリハビリ
●筋緊張亢進によるリハビリと予防

目次

●痙縮患者数
●筋緊張と筋緊張異常
●痙縮とは
●痙縮による日常生活の制限
●痙縮の治療とリハビリ
●筋緊張亢進によるリハビリと予防

痙縮の患者数

2020(令和2)年の脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)の患者数は174.2万人(男性約94万人・女性80万人)と報告されています。その中で、多くの方が手足のつっぱり【痙縮】を経験されています。また、そのうち重度痙縮患者は7%弱という海外の調査報告から、国内にも10万人以上と推察されます。

筋緊張と筋緊張異常

通常、私たちの筋肉は安静時に一定の緊張を保っています。これらは筋トーヌスあるいは筋緊張と呼ばれ、活動するための準備状態です。運動制御や姿勢保持にとっても重要な役割を果たしています。筋緊張は一般的に体の力を十分に抜いた状態で他動的に動かして判断します。筋緊張の成因として①筋肉が伸ばされたことにより引き起こされた反射性の収縮(伸張反射)、②筋自体に備わっている粘弾性の2つが機序と考えられています。
筋緊張の異常には筋緊張低下と筋緊張亢進があり、亢進には痙縮と固縮、ジストニアがあります。また、臨床的には痙縮と固縮の中間に強剛固縮という状態も存在します。
脳卒中では脳の障害部位やその程度、あるいは発症からの経過や病態の管理方法などにより、いずれの筋緊張異常も認められますが、脳卒中片麻痺患者のリハビリテーションでは筋緊張亢進、特に痙縮の治療・コントロールが重要です。

痙縮とは

痙縮は1980年のLanceの報告で「中枢神経疾患によって起きる、緊張性伸張反射(筋緊張)の速度依存性の亢進の結果生じる上位運動性ニューロン症候群の一徴候」と定義されています。また、これまでは錐体路障害によって引き起こされると考えられていましたが、近年では「錐体路だけでなく、錐体路以外の運動神経も同時に障害されて症状を呈する」という概念が一般的になってきました。そのため、鈴木らによると痙縮の要因を大きく分けると

 ①中枢神経系からの促進性下行運動路の影響
 ②中枢神経系からの抑制性下行運動の影響
 ③求心性抹消神経の影響
 ④遠心性抹消神経の影響
 ⑤筋・腱の機能変化の影響

という5つに分類しています。また、5つにプラスして精神状態や環境要因も含めた包括的な視点を持つ必要があります。

痙縮による日常生活の制限

脳血管疾患の後遺症の中でも多い痙縮ですが、人によって程度はさまざまであり、「手足がつっぱる」以外にも「手足がうまく動かせない・こわばる」「踵がつかない」「手が開かない」「肘が伸びない」などといった訴えをされる方もいらっしゃいます。このような身体の状態から、弛緩性の筋緊張ならまだしも、筋緊張が亢進し、リラクゼーションを取らないまま過剰な努力性運動を行い続けてしまうと、筋肉だけでなく関節が固くなり、日常生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。以下に代表的な日常生活の制限についてまとめてみました。
 皆様は当てはまるものはないでしょうか。また、ご家族やご友人に同じようなお悩みの方はいらっしゃいませんでしょうか。
・肘関節の屈曲拘縮
肘が伸びないことで、洋服の脱ぎ着が大変。物を取りたいと思っても腕が伸びてくれない。歩いていると麻痺側の肘が電柱やすれ違う人にぶつかってしまうなど
・手指の屈曲拘縮
手が握ったまま伸びてくれない。手が洗えない。爪を切るのが大変など
・はさみ足
足が内側に入ってしまい、ズボンや下着の着脱が大変。歩いていても足が内側に入り不安定で怖いなど
・内反尖足
立っても踵が付かない。足が捻じれてしまい転びやすくなった。歩き方が不安定など
・肘の屈曲拘縮
肘が伸びないことで、洋服の脱ぎ着が大変。物を取りたいと思っても腕が伸びてくれない。歩いていると麻痺側の肘が電柱やすれ違う人にぶつかってしまうなど
・手指の屈曲拘縮
手が握ったまま伸びてくれない。手が洗えない。爪を切るのが大変など
・はさみ足
足が内側に入ってしまい、ズボンや下着の着脱が大変。歩いていても足が内側に入り不安定で怖いなど
・内反尖足
立っても踵が付かない。足が捻じれてしまい転びやすくなった。歩き方が不安定など

痙縮の治療とリハビリ

痙縮の治療にはいくつかの方法がありますが、いずれの治療を行う場合でも生活指導やリハビリとの併用は必須であります。
① 抗痙縮薬
中枢性または末梢性筋弛緩薬が初期治療として選択されることが多い。
② ボツリヌス毒素治療
2010年に上下肢痙縮に対しての適応が拡大し、国内でも多く行われている。効果は投与数日後から出現し、約2週間で効果が安定する。3-6か月程度効果があるとされている。
③ バクロフェン髄腔内投与(ITB)
③ バクロフェン髄腔内投与(ITB):脊髄内の受容体に直接作用し、筋緊張を軽減させる。既存の治療で効果が不十分な重度の痙縮に対して適応である。
④ 手術療法(整形外科的手術)
アキレス腱延長術や後脛骨筋腱移行術などにより、内反尖足や足趾変形などを直接矯正する。術前に歩行訓練が行えていることが必要条件となる。
上記の方法以外にもありますが、お近くの病院やクリニックにご相談ください。


また、痙縮に対する脳卒中ガイドラインも参考にしてください。
片麻痺の痙縮に対して、チザニジン、バクロフェン、ジアゼパム、ダントロレンナトリウム、トルペリゾンの処方を考慮することが強く勧められる(グレードA)。顕著な痙縮に対しては、バクロフェンの髄注が勧められる(グレードB)。
上下肢の痙縮に対し、ボツリヌス療法が強く勧められる(グレードA)。フェノール、エチルアルコールによる運動点あるいは神経ブロックが勧められる(グレードB)。
痙縮に対し、高頻度の経皮的電気刺激(TENS)を施行することが勧められる(グレードB)。
慢性期片麻痺患者の痙縮に対するストレッチ、関節可動域訓練が勧められる(グレードB)。
麻痺側上肢の痙縮に対し、痙縮筋を新調位に保持する装具の装着または機能的電気刺激(FES)付き装具を考慮してもよい(グレードC)。
痙縮筋に対する冷却または温熱の使用を考慮してもよい(グレードC)。

筋緊張亢進に対するリハビリと予防

筋緊張亢進は、筋肉が過度に緊張している状態であり、痛みや運動制限を引き起こす可能性があります。以下は、筋緊張亢進に対するリハビリと予防方法のいくつかです。
リハビリ方法
内容
ストレッチング
筋緊張亢進を改善するために、ストレッチングは重要な方法の1つです。適切なストレッチング方法により、筋肉の柔軟性を向上させ、筋緊張亢進を減らすことができます。
筋力トレーニング
筋力トレーニングは、筋肉のバランスを改善し、筋肉を強化するための有効な方法です。特定の筋肉が弱くなると、周りの筋肉が過度に緊張してしまうため、筋力トレーニングは筋緊張亢進の予防にも役立ちます。
マッサージ
筋肉のマッサージは、筋緊張亢進を緩和するために有効な方法の1つです。マッサージにより、筋肉の血流が改善され、筋緊張が緩和されることがあります。
予防方法
内容
良好な姿勢
正しい姿勢を維持することは、筋肉の緊張を減らすために重要です。長時間同じ姿勢を保つことは、筋肉に過度の負荷をかけるため、適度な休憩を取ることが大切です。
適度な運動
運動は筋肉を強化し、筋肉の柔軟性を向上させるために重要です。筋肉を維持し、筋肉の弱点を改善するために、定期的に運動をすることが良いでしょう。
ストレスの管理
ストレスは、筋緊張亢進を引き起こす可能性があります。ストレスの原因を特定し、ストレスを減らすための適切な方法を見つけることが重要です。
以上が、筋緊張亢進に対するリハビリと予防方法です。ただし、個人の状況に応じて、適切な治療法を選択するがあります。

リハビリベース国分寺

リハビリベース国分寺では様々な方法を用いて痙縮に対してのアプローチも行っています。前述したようにマネジメントのための生活指導やリハビリは必須になります。薬などの効果がしっかりと継続するためには関節が固くならないようにストレッチや電気刺激、動きやすい状態での日常生活動作の練習などのリハビリが必要になってきます。
 まずは、リハビリベース国分寺で90分の体験リハビリをしてみませんか。是非、リハビリの効果を感じていただき、機能改善のお手伝いをさせてください。

【参考・引用文献】

1) 厚生労働省:令和2年(2020)患者調査の概況
2)潮見泰蔵:脳卒中に対する標準的理学療法介入-何を考え,どう進めるか?,文光堂,2007
3)鈴木俊明・谷万喜子・他:脳血管障害片麻痺患者の痙縮と連合反応,関西理学 1:35-41,2001
4)笠原隆・正門由久:脳卒中後痙縮のマネジメントと治療,Jan J Rehabili Med 2018:55:448-452
5)近畿大学医学部 脳神経外科:痙縮・難治性疼痛

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原嶋崇人 リハビリベース国分寺院長 運動器認定理学療法士
小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地域高齢者に対しての介護予防や転倒予防事業の講師などを行っている。

この記事を書いた人

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地

原嶋崇人 リハビリベース国分寺院長 運動器認定理学療法士

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地域高齢者に対しての介護予防や転倒予防事業の講師などを行っている。

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杖などの補助具を使って歩けるようになりたいです!
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