【事例紹介】70代 女性 O様 両側人工股関節置換術後
【はじめに】
リハビリベースでは整形疾患の方も多くいらっしゃっております。開所から半年間で腿骨頸部骨折後の術後の方、変形性股関節症の保存療法の方、両側の変形性股関節症のTHA術後3週間の方、脊髄不全損傷の方、脊柱管狭窄症の方、腱板損傷の方など手術していない方、術直後の方、術後数年経過している方など多種多様の方々がご利用されてリハビリを行っています。
【事例紹介】
今回は両側の変形性股関節症を患い、某公的病院にて人工股関節置換術後(Total Hip Arthroplasty, THA)を施行し、術後3週目に当施設にいらっしゃった方のご紹介をいたします。
*2か月間で姿勢も良くなり、歩行も安定した。上の写真は杖あり、下は杖なしで歩くスピードも上がった。SportipProより
原嶋:当施設を知ったきっかけは。
O様:地域包括支援センターに近くで通いやすくて良いリハビリを受けられるところがないか相談しました。その時にリハビリベースさんを紹介してもらいました。
原嶋:その他は調べませんでしたか。
O様:調べました。回復期病院も考えたり、かかりつけの整形外科も考えましたが、早く自宅に戻りたく、またリハビリの時間も確保したいため、リハビリベースさんが良いと思いました。家族に施設見学をしてもらい、好印象の事から体験を行いました。現在の身体の事、これからの事なども含めてしっかりと説明を受けれたので安心して通う事を決めることが出来ました。
*リハビリの様子。介入当初から1か月半は左のSLRは挙がらなかった。(左)歩行の評価を大画面で説明している。(右)
←*バランス練習
原嶋:リハビリはどうでしたか。
O様:最初はやはり痛みがあり、思ったように回復が進みませんでした。しかし、その都度脚の状態を説明してくださり、ケアの方法、運動の方法を教わるうちに徐々に動けるようになりました。一度だけ家屋評価、入浴動作の評価、自主練習指導を兼ねて自宅に来てもらいました。特に入浴動作の評価をしてくださり、その後安心して湯船に入ることができるようになりました。また、痛みに関しても痛くなくなる条件みたいなものを教えていただき、徐々にその条件が達成してくると痛みが引いてきて動けるようになりました。隣の殿ヶ谷戸庭園も行きましたね。(笑)
*殿ヶ谷戸庭園へ。2回ほど行った(左)。リハビリの様子(中央)。トレッドミルにて傾斜をつけての歩行練習(右)
原嶋:16回のプランを終えてどうでしたか。
O様:まずは費用の面では結果的に安かったんじゃないでしょうか。3-4か月も入院していたらもっと費用は掛かりますし、その点自宅にいながら友人と会ったり、家族と会ったりしながらもリハビリをしたことで電車やバスに乗ったり、1時間程度の散歩にも出かけられるようになりました。もちろん、これからもリハビリを続けていかなくてはいけませんが、何かあったらリハビリベースさんに相談できると思うと心強いです。
原嶋:引き続きリハビリに取り組んで、旅行も楽しんでください。ありがとうございました。
O様:ありがとうございました。
年齢
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70代
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疾患名
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両形成不全性変形性股関症、両人工股関節置換術後
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手術からの期間
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3週間
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契約
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16回プラン
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当施設利用期間
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2か月
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リハビリ目標
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術前生活に戻りたい。杖なくスムーズに歩きたい。旅行に行けるようになりたい。
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達成項目
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5ⅿ歩行速度4.13秒、杖なし歩行、自宅浴槽使用自立、公共交通機関利用可能など
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今回、O様を通して学ばせていただいたことは脊柱管狭窄症や変形性股関節症、変形性膝関節症で悩んでいる方で大きな病院で手術をされたが、回復期病院には行きたくない、またはベッドの空きが無くなかなか転院できずに自宅退院されその後のリハビリで悩んでいる方が多いという事でした。これは、病院へのご挨拶回りの時にも相談員さんからお話をいただきましたが、その後すぐのお問合わせだったので強く実感しました。
こちらのブログを読んでいる方の周りにも同じように悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。また、今のリハビリに満足されていない方も多くいらっしゃると思います。
そんな方の新しい選択肢になれるようにリハビリベース国分寺は引き続き精進してまいります。
よろしければ是非体験にいらしてください。
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