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はじめての方へ③―リハビリベースとロボットリハ・訪問リハとの違い―

はじめての方へ③
―リハビリベースとロボットリハ・訪問リハとの違い―

リハビリベース国分寺院長の原嶋です。

今までに『医療・介護保険との違い』『他社との違い』ついて説明させていただきました。

今回は第3弾として
『リハビリベースとロボットリハビリ、訪問リハビリとどう違うの?』
というご質問にお答えさせていただきます。


-ロボットリハビリー

ロボットリハビリは進化しており、代表格と言えばHAL®です。
リハビリに進化をもたらす可能性が高い最新のリハビリ機器としてメディアでも多く取り上げられています。

実際に私も病院時代に体験しました。
自分の動きに合わせてロボットが歩行をサポートしてくれる。そんな感覚がありました。
しかし、屈曲と伸展のサポートはあるが回旋系が苦手かな。と思いました。

そして、装着にも時間がかかります

1回1回関節の軸に合わせて長さなど調節するからです。
そのため、1人では時間がかかり、セラピストが2人必要でした。

また、十分な歩行練習をするには広さが必要です
それを補うようにランニングマシンを使って歩行介助を行っているところもありますが、無いところでは平行棒の中、または2人介助など問題点があります。

また、実は保険適応されている疾患は脊髄性筋萎縮症、球脊髄性脊髄萎縮症、筋委縮性側索硬化症、シャルコー・マリートゥース病、遠位型ミオパチー、封入体筋炎、先天性ミオパチー、筋ジストロフィーと診断されている方です。さらに体重は40~100㎏ 身長は150~180㎝程度であり、大腿長、下腿長、腰幅など身体サイズが合う方が利用できます。

あれ?脳血管疾患は??

と思った方も多いのではないでしょうか。

まだ、保険適応になっていません。
つまり、麻痺などの後遺症に対して十分なエビデンスが構築されていないのです。

そのため、片麻痺の方に利用し、歩行改善したケースの報告もある一方で、上手くいかなかったケースもあるようです。

それは、私見ではありますが
・回旋の動きのサポートが不十分
・ロボットを付けて日常生活をしない

と考えられます。

実際にHAL®を使用していたが、使用しなくなった自費リハビリ施設を知っています。

メリットとして、ロボットリハビリはどんな方が担当になっても、一定の効果は得られると思います。

しかし、

① 着脱に時間とマンパワーが掛かる
② 回旋運動の補助が無く、充分な歩行練習ができない
③ 生活場面に反映されにくい             
など


課題もあるようです。

時間は有限です。
最短で目標達成するためにも、しっかりと動かすことが重要です。

ロボットリハビリも憧れますが、結局のところセラピストのマンツーマンの施術が一番効果的と思います。
道具を使う、使わない、メリット、デメリットを把握したうえで最善の選択をすることがセラピストの技術力・判断力になると思います。

リハビリベースのように90分のマンツーマンリハビリでアクティブに行う、ムーブメントエクササイズ、随意運動と電気刺激を合わせたリハビリなどがロボットリハビリを超える効果があります!

-訪問リハビリー

最近では自費の訪問リハビリを提供する施設も増えてきています。

普段、介護保険を利用し、訪問リハビリを受けている方にとっては
「もっとリハビリに来てほしい。」

そんな需要もあり、自費での訪問リハビリを提供しているところも増えています。

訪問のリハビリの良さは、実際の生活場面にリハビリを介入することが出来る点です。

日常の気を付ける点など直接アドバイスをすることで、安全で安定した生活を送ることができる、そんなきっかけ作りになると考えられます。

しかし、一方でこんな意見も実際に聞きます。

「あまり積極的にやってくれない」
「担当者で良し悪しの差が大きい」
「希望を聞いてくれない」

など

担当セラピストが介護保険をベースに考えてしまっているため、積極的な機能改善を目的とした介入がされていないケースが散見されます。
これは、「まあまあ、無理しないで」という安易な声掛けがある、『悪習』が残っているように感じます。

また、担当者の背景も様々です。
今までの経歴も、その後の自己研鑽も千差万別であり、ケアマネさんからも「○○さんの空きがあれば訪問をお願いしたい」と言われるほど、その後の結果にも変化があります。

また、機能改善を望んでいるのであれば目線を変えたリハビリが必要です。
普段の介護保険のリハビリの延長で良いのでしょうか。

リハビリベースは家屋評価など単発での訪問も行うことはありますが、基本は通いの場所です。
また、JR国分寺駅南口徒歩1分の立地であることから、電車、バスなどの公共交通機関の利用・練習ができます。実際に仕事復帰のための練習も目的の1つとして通っていただいた方もいらっしゃいます。

一歩外に出る それが 自信になる
今日行くところがある 今日用事がある (きょうよう と きょういく)


ベッドから起き上がり、着替え、準備してリハビリベースに来ることは、その先にリハビリベース以外の場所が入るようになります。

ベッドから起き上がり、着替え、準備してお買い物に行く
ベッドから起き上がり、着替え、準備して旅行に行く
ベッドから起き上がり、着替え、準備して仕事に行く

リハビリベースはそんな希望を叶えることができる施設です。

みなさんは、どんな未来を描きますか。

リハビリベースは目標達成するところ

リハビリベースは最近のトレンドを取り入れながらもロボットリハビリや数多の訪問自費リハビリよりも、質が高く、結果が出るリハビリを提供しています。
特別体験リハビリを行っていますので、是非ご連絡ください。

一緒に夢を叶えましょう!

リハビリベースの体験リハビリしてみませんか?
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この記事を書いた人

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地

原嶋崇人 リハビリベース国分寺院長 運動器認定理学療法士

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地域高齢者に対しての介護予防や転倒予防事業の講師などを行っている。