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運動を習慣に 続けるための考え方と工夫


運動を習慣にしたい方へ

公園の風景の画像


脳卒中や整形外科疾患の後遺症をきっかけに「運動の習慣をつけよう」と思う。最初は頑張ろうと、色々なトレーニングやリハビリ方法を調べて実践してみる。
けれど、数日、数週間と経つ中で、自然と少しずつ運動から遠ざかってしまう。

こうした経験は決して珍しいことではありません。
「もう少し続けられたら変わるかも知れない」と思いながらも、つい運動しない日が増えてしまったことで、中には努力不足だと自分を責める方もいらっしゃいます。

実のところ、運動を習慣にするのは、とても難しいことです。ただ「頑張ろう」という意志の力だけでは、中々成し遂げることは出来ません。

そんな方を減らすために、今回は運動を習慣にする方法について見ていきます。

まずは、運動が続かない背景に、どのような要因があるのかを整理することが大切です。自分のペースで続けていく方法を、一緒に考えていきましょう。


運動が続かない理由


運動が続かない理由は一つではなく、いくつかの要因が重なっていることが多いです。ここでは、特に多く見られるパターンを整理します。

まず挙げられるのが、「最初から頑張りすぎてしまう」ことです。
体を動かすことに慣れていないにも関わらず、いきなり長時間の運動や負荷の高いトレーニングを行うと、体に負担がかかりやすくなります。結果として疲労や痛みが出て、「つらい」「大変」という印象が強くなり、次に取り組むハードルが上がってしまいます。

次に、「目標が現実と合っていない」ケースです。
「毎日必ず運動する」「しっかり時間を確保する」といった目標は一見 理想的ですが、仕事や家事などの日常生活の中で継続するのは、簡単なことではありません。
達成できない状態が続くと、意欲が下がりやすくなります。

また、「効果をすぐに求めてしまう」ことも影響します。
運動は短期間で大きな変化が出るものではありません。しかし、数日や数週間で目に見える変化が感じられないと、「やっても意味がないのではないか」と感じてしまい、やめてしまう原因になります。

「生活の中に組み込まれていない」ことも見逃せません。
運動を特別な時間として扱うと、忙しい日や疲れている日には後回しになりやすくなります。その結果、継続するリズムが作れず、断続的になってしまいます。

これらの理由を見ていくと、一つの共通点が見えてきます。
頑張ろう」とした結果であることです。
実は「頑張ろう」とやる気に満ちている時は、運動が続きにくいパターンに陥っていても、気づきにくいのです。

重要なのは、やる気だけで運動を習慣にするのは難しいことであると理解することです。
やる気だけでなく、考え方や、方法を工夫しましょう。

犬がフリスビーをとらえた瞬間の写真


運動を続けていくための考え方


大切なのは「完璧を目指さない」ことです。
毎日、強度の高い運動を、しっかり時間をかけて行う、といった高い目標を掲げるほど、できなかったときの負担が大きくなり、結果として、「昨日、目標通りにできなかったからやめる」という流れになりやすくなります。

時間や負荷をかけた運動を一度だけ行うよりも、短時間の軽い運動でも、長く継続していくことが実は重要です。継続して行うことで、体が鍛えられ、運動に慣れていくため、より負荷の強い運動に取り組みやすくなっていきます。
物足りないくらいの運動であっても、継続することが出来れば、結果として運動量を積み重ねやすくなる、と考え方を転換してみましょう。


また、「やる気に頼らない」という視点も必要です。
習慣とは、意識しなくても繰り返される状態を指します。やる気は日によって変動するものであるため、やる気のあるなしを基準にしていると、安定しなくなってしまいます。
意欲や根性があることはとても大切です。ないよりは、ある方が、良い結果が出やすくなるでしょう。

しかし、運動を習慣にするためには、無理なく継続できる土台を整えて、意識しなくても自然と続けられる環境を作っていこうという切り替えが重要になってきます。


運動を続ける工夫



ここまで、運動が続かない理由や考え方について見てきました。より具体的な工夫について、ご提案します。

例えば、やる気のあるなしに左右されやすい傾向がある方は、「運動するタイミングをある程度決めておく」といった対策はいかがでしょうか。
例えば、「仕事の後に体を動かす」「休みの日に時間を取る」など、大まかでも構いません。あらかじめ枠を決めておくことで、後回しになりにくくなります。
今日運動するかしないか、といった判断をする余地を最初から持たないことで、判断にかかる精神力をセーブしておくことも出来ます。

効果を感じられないと続かないという方は、「適切な負荷の運動を行う」という意識が重要です。
負担が大きすぎると続きませんが、逆に軽すぎると、効果を感じにくくなります。無理なく続けられ、かつ体に変化が出る程度の強度を見極めることが、継続には必要です。

気候の影響やストレスを感じやすい方は「その日の体の状態に合わせて、運動量を調整する」視点も欠かせません。
疲れている日や調子が優れない日に無理をすると、運動に対するネガティブなイメージが強くなります。
一方で、完全に休んでしまうと、疲労は回復しても、せっかく運動に慣れた脳と体が戻ってしまい、休む前と同じ運動をしても、慣れた時よりも負荷を感じやすくなります。
そのため、状態によって回数を減らす、より楽なやり方に変える、などの工夫をしつつ、運動自体は継続し続けることが重要です。


ただし、「適切な負荷の運動を行う」「その日の体の状態に合わせて、運動量を調整」は考える負担が多かったり、個人差が大きかったりして、自己判断が難しい部分でもあります。

その場合は、専門的な視点から運動内容を組み立てられる人のサポートを受けるという方法もあります。


専門家の伴走で習慣化


ここまで、運動が続かない理由や、継続するための考え方・工夫について見てきました。
大切なのは、無理に頑張ることではなく、「自分に合った形で続けられる状態」をつくることですが、実際には、適切な運動量や負荷、体の状態に合わせた調整を一人で判断するのは簡単ではありません。

その場合は、専門家に頼るのも一つの手です。

リハビリベース院長原嶋先生の施術中の画像


リハビリベースには、体に関する専門家の中でも、国家資格である理学療法士が在籍しています。
理学療法士は、解剖学や運動学などの知識をもとに、身体の状態を評価しながら運動を組み立てる専門職です。単に運動を指導するだけでなく、関節の動きや筋力、姿勢などを確認し、その人に合った内容に調整していきます。

また、既往歴や現在の症状を踏まえて無理のない範囲で進めるため、過度な負担を避けつつ、必要な運動量を確保しやすいという特徴があります。自己流では判断が難しい「適切な負荷設定」や「動きの質」についても、客観的に確認しながら進めることができます。

このように、理学療法士の関わりは、運動を「なんとなく行うもの」から、「体の状態に合わせて整えるもの」へと変えていく役割があります。

リハビリベースでは、理学療法士がマンツーマンで体の状態を見ながら、無理のない、けれどしっかりと結果に結びつく範囲で運動を行い、継続しやすい形を整えていきます。
運動中の動画撮影などで、体の使い方や負荷のかけ方、以前との変化、これからの方針についての共有もしております。運動の効果が感じられないと続けられないという方にもうってつけです。


また、8回、16回、24回のプランからお選びいただくため、通うペースが決まり、運動を生活の中に組み込みやすくなります。
予約があることで自然と体を動かす機会が確保され、「今日はやめておこう」と先延ばしにしにくい点も、習慣化につながりやすいポイントです。


「運動が続かない」と感じている場合でも、やり方を見直すことで変わることが出来ます。
一人でのリハビリや運動に不安や難しさを感じている方は、ぜひご相談ください。




参考
「脱・三日坊主! 健康科学の専門家に聞く、運動を習慣化する秘訣」(東洋大学 https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/life/exercise_habits 閲覧日2026/4/22)

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