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 区分 
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 ランク 
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 条件 
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 生活自立 
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 ランクJ 
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 何らかの障がい等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。 
1.交通機関等を利用して外出する 2.隣近所へなら外出する  | 
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 準寝たきり 
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 ランクA 
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 屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしでは外出しない。 
1.介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活をしている 2.外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている  | 
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 寝たきり 
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 ランクB 
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 屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ 
1.車いすに移乗し、食事、排せつはベッドから離れて行う 2.介助により車いすに移乗する  | 
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 ランクC 
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 1日中ベッド上で過ごし、排せつ、食事、着替において介助を要する 
1.自力で寝返りをうつ 2.自力では寝返りもうてない  | 
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 運動器障害 
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 身体を動かさないことによって起こる「筋萎縮・筋力低下」や、関節付近の筋肉や皮膚などの組織の短縮により、関節の可動域が制限されてしまう「関節拘縮」、不動による骨吸収亢進により続発性骨粗鬆症として「骨萎縮」が生じてしまいます。また、低栄養状態やステロイド治療等、臥床以外にも骨量減少を誘発する要因をもつ者では骨萎縮が進行しやすいとされています。 
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 循環器・呼吸器障害 
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 寝たきり状態が長引くと心肺機能の低下も起きてしまいます。心臓の機能低下により心拍出量の低下とともに立ちくらみ(起立性低血圧)などもみられやすくなります。また、特に下肢を動かさない状態が長引くことで、血栓ができてしまうことがあります(深部静脈血栓症)。 
さらに、呼吸に関係する筋肉の筋力低下によって肺活量が低下し、換気量も減少していきます。長期間上半身を起こさないでいることで、嚥下機能が低下し「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を引き起こしてしまう可能性もあります。  | 
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 消化器障害 
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 不動による交感神経系亢進の結果、腸管蠕動運動が低下し、括約筋収縮の増大による栄養吸収率低下から、体重減少、便秘が生じてしまいます。 
臥床姿勢による食物の通過時間の延長が食欲低下や食事量減少に影響し、低栄養状態が筋萎縮、骨萎縮を助長してしまいます。  | 
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 泌尿器障害 
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 不動による骨量の減少と骨吸収の亢進により高Ca血症,高Ca尿症が生じ、尿路結石を生じやすくなります。 
膀胱結石があると膀胱粘膜を損傷し、細菌の繁殖により尿路感染を起こし、バルーンカテーテルの留置は、易感染、尿道損傷、結石形成を助長してしまいます。  | 
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 自律神経・精神障害 
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 身体機能の低下や制限により、生活環境や心理的ストレスなどが引き金となって発症することが多いです。気持ちをふさぎ込むようになり「抑うつ」状態になりやすくなります。気分が落ち込むことで、運動や食事に対する意欲も低下し、さらに身体機能を低下させてしまいます。また、活動量低下により日常生活での刺激が少なくなることで生活のメリハリが乏しくなります。 
その結果、認知機能も低下しやすくなったり、睡眠のリズムも保てなくなったり、せん妄や見当識障害などに繋がっていったりするケースも少なくありません。  | 
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 褥瘡(床ずれ) 
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 特に寝たきりの状態で注意したいのが 褥瘡(じょくそう)で、一般的には「床ずれ」と呼ばれています。 
褥瘡は皮膚や筋肉が圧迫され、血流が低下して酸素や栄養が不足することによって生じる皮膚の損傷のことです。褥瘡は、長期間同じ姿勢で過ごすことによって、特に腰、お尻、踵などの部位で発生しやすいです。また、栄養状態の悪化や水分不足が原因にもなります。 褥瘡の予防には、適切な体位変換や圧迫の軽減が必要です。また、食事による栄養補給や適切な水分補給も重要です。  |