お知らせ・ブログ

News・Blog

『脳卒中のリハビリ』~自費リハビリの必要性~

『脳卒中のリハビリ』~自費リハビリの必要性~

脳卒中とは?

「脳卒中」とは、正式には「脳血管障害」と呼ばれ、脳の血管に何らかの異常により特定領域への血流減少をきたした病気の総称をいいます。
.

脳卒中の種類

脳卒中は、脳の血管が詰まる“虚血性”と脳の血管が破れる“出血性”とに分類されます。
.
図の左【虚血性】 図の右【出血性】
.
【虚血性】
・脳梗塞・・・脳の血管が詰まる病気のなかで、最もよく知られている病気です。
動脈硬化に伴い血管が狭窄したり、血栓などを原因とします。
 身体の片側の麻痺、身体に力が入らない、呂律が回らない、めまい、視覚障害などの症状が見られます。
【出血性】
・脳出血・・・高血圧などで脳動脈が破れて出血が起こる病気です。
高血圧などに伴う動脈硬化などが主な原因です。

・くも膜下出血・・・脳を覆う、くも膜の内側で出血が起こる病気です。
脳動脈瘤(動脈が風船のように膨らんでいる状態)の破裂が原因です。
*脳動脈瘤…動脈の壁が弱いなどの先天的な要素と、生活習慣病に伴う
動脈硬化の進行が重なり合って引き起こります。
.

脳卒中の主な症状

脳卒中の症状のほとんどは、突然現れます。
脳卒中の症状
.

脳卒中の種類別症状

脳梗塞
身体の片側の麻痺、身体に力が入らない、呂律が回らない、めまい、視覚障害など
脳出血
強烈な頭痛、身体の片側の麻痺、吐き気や嘔吐、意識障害など
くも膜下出血
殴られたような強い頭痛、吐き気・嘔吐、意識障害など
脳卒中は、早期発見・早期治療で回復できる病気になりました。一方で突然発症し分単位・秒単位で悪化していきます。
一過性脳虚血発作など暫くすると治まることもありますが、安心は禁物です。
様子を見ている間に悪化していくケースや、他の症状が現れ戻らなくなることもあります。
脳からの警告を見逃さずに症状が見られたら、とにかくすぐに病院で診てもらうことが重要です

*一過性脳虚血発作…脳梗塞の前兆としてよく見られる発作です。原因・症状は脳梗塞と似ていますが病名の通り、症状が24時間以内(多くは1時間以内)に治まる一過性ものです。
.

脳卒中の後遺症とリハビリ

どのような後遺症が現れるかは、脳の損傷を受けた部位によって異なります。
最も多い症状は【運動障害】です。
通常は損傷を受けた脳血管と反対側の身体に運動機能障害があらわれるが特徴で「片麻痺」と呼ばれます。
また片麻痺で【運動障害】が起こるのと同様に、様々な後遺症が残るといわれています。
ここではそんな、脳卒中による後遺症の一例を紹介いたします。
① 【感覚障害】
片側の感覚の麻痺、しびれ、触覚・痛覚・温覚が鈍り
② 【意識障害】
意識がぼんやりとする
③ 【嚥下障害】
食べ物の飲み込みが難しくなる
④ 【構音障害】
言葉が話しづらくなる
⑤ 【高次脳機能障害】
記憶障害・・発症後/発症前の事が思い出せない。新しく覚えることができない
注意障害・・・物事に集中できない・注意をむけることができない
失語症・・・言葉が出てこない・話の内容がわからい
失行症・・・手や指に問題が無く、記憶にも問題は無いのに、食事や字を書く事ができない
失認症・・・見たり聞いたり触ったりした物の名前を言ったり、意味が思い出せない
⑥ 【自律神経障害】
便秘・失禁
⑦ 【精神症状】
(抑うつ・不安・感情失禁)
上記のように極めて多様です。これらの症状は1つだけが発症することもありますが、脳の損傷の部位や大きさによって複合して現れるケースもあります。
.

脳卒中のリハビリには3段階ある?

脳梗塞発症後すぐのリハビリで回復の見込みが高まる

少なくとも早期にリハビリを開始すると、症状・後遺症は格段に良くなることが分かっています。
リハビリは身体の運動機能の回復だけでなく、心理的・社会的な回復も意味しています。
一人ひとりの障害・程度に応じたリハビリを行い、発症前の生活にスムーズに戻れるようにサポートしていくことが重要です。
また、リハビリはご本人様だけでなく、ご家族やご友人など周りのサポートや理解も重要なポイントとなってきます。
.

脳卒中リハビリ3つの時期

・急性期
急性期のリハビリは救急病院等医療機で行われその多くは関廃用症候群の予防ために実施されます。
*廃用症候群…寝たきり状態や不活動状態が続き、筋肉が萎縮し衰え関節が硬くなり骨が委縮し運動機能が衰えた状態のことをいいます。
【主なリハビリ内容】
・リスク管理(座位・運動負荷)・合併症管理

・回復期
回復期のリハビリは、基礎体力の維持向上を目的とし回復期リハビリテーションで行われます。
急性期を脱し病態や血圧が安定した頃、症状に応じて様々なリハビリが開始されます。
日常生活を行う上で必要な動作が行えるよう運動機能・嚥下機能・高次脳機能などを改善させるリハビリ中心が基本となります。
【主なリハビリ内容】
基本動作の自立
・歩行訓練・応用動作の訓練・日常動作・口周りの訓練
・顔周りの訓練・間接的嚥下訓練・直的嚥下訓練
機能回復訓練
・心理的支持・維持期への橋渡し

・維持期 
維持期のリハビリは自宅での訪問リハビリやデイサービス等リハビリ設備のある施設へ通いで行うリハビリが中心となります。
生活の中の日常動作(散歩や体操などの軽い運動)のリハビリを中心行われます。

一度回復して退院した後、何もしないでいると再び機能低下が進みます。
退院後も外来や介護保険を利用したリハビリを続けることが重要となります。
.

脳卒中後遺症の保険制度適用内リハビリ<

ただし介護保険を利用したリハビリには制限が伴われます。
脳卒中などの脳血管障害では180日以内といったような制限です。
病院によっては超過した後もリハビリに対応している施設もありますが、月に13単位(1単位リハビリ時間20分)という時間の制限があり十分なリハビリを行えないケースが多いことも重要なポイントです。

回復期病棟でのリハビリは毎日行われ、その時間は90時間程度だったのに対して、退院後、医療保険や介護保険適応のリハビリでは9時間程度約10分の1)しか受けることができず、退院後は圧倒的にリハビリの時間が足りません。

一度回復して退院した後もリハビリ時間が少なければ再び機能低下の可能性があります。
また、もっとリハビリをして歩けるようになりたい!社会復帰したい!という想いも介護保険の範囲内だと時間が足りず満足することができない方が多くいらっしゃいます。

こうしたリハビリ難民とよばれる方が現在日本国内には約200万人いるといわれています。
医療費増加傾向にあり保険制度内では今後も入院日数がさらに制限されリハビリを十分に受けることの
できないまま退院ということも想定されています。
.

脳卒中の後遺症症状に合わせた自費リハビリ~リハビリの方法~<

脳卒中の後遺症に自費が有効な理由~
脳卒中による後遺症は日常生活に支障をきたします。
「思ったように身体を動かせない」「発症前のように生活したい」と思う方が多くいらっしゃいます。
リハビリは後遺症に対して最適な動きの学習を行うものです。
そこには脳機能と深い関りがあるため専門家による指導が最も効果を高めることになります。
また、良い運動を学習するには継続して行って身体に覚えてもらう必要があります。
自費リハビリ施設はリハビリを行う時間や日数に制限がない為、しっかりと身体をうごかすリハビリを継続的に行え、動作の再学習・再獲得への近道となります。

リハビリベース国分寺では、リハビリを行う日数・時間に制限はございません
1回90分のチケット制を導入しており、週に1~何度でもご利用いただく事ができ、1日にチケットを2枚利用して180分のリハビリを受けるご選択もいただけます。

実際に90分のリハビリをご利用いただいているご利用者様の一例をご紹介いたします。

ご来院(まずはドリンクメニューの中からご水分補給をしっかり行っていただきます。)

カウンセリング(お身体に関するお悩みや・経過の状態・現在の目標などをヒヤリングいたします。)

原因解明(専門の理学療法士がお身体の状態をみて、「できない」理由を発見しお身体を整えます。)

リハビリ・トレーニング(左右のバランスを整えたら、しっかりと身体を動かすトレーニングを行います。)

動画解析(改善された点・今後の課題を第三者(AI)の目線を加えてご説明します。)

自主練習指導(この日のリハビリをしっかりと身体に学習させる為に、自宅でできるトレーニングをご案内)

お見送り(水分補給・当分補給をおこなってお見送りいたします。)
理想のリハビリ頻度
.

リハビリはバランスよく行うことが大切~

麻痺のない側ばかりの筋肉を使ったリハビリをしていると、使っていない側の麻痺が悪化してしまう恐れがあるので、リハビリはバランスよく行う必要があります。
人間の脳は「普段使わない能力は忘れてしまう」という性質があるので、麻痺していない部位ばかり動かしていると麻痺した能力が失われてしまうのです。
そのため、特に「維持期」のリハビリでは麻痺のある側とない側の両方をバランスよく動かすことを意識することがポイントになります。
.
リハビリベース国分寺では、ついつい動かない部位や動かしづらい部位のリハビリは手を抜きがちですが、効果的なリハビリ効果を得るためにもこの点を強く意識しています。
.

脳卒中発症後も自費リハビリで社会復帰も可能!?

脳卒中発症からのリハビリは介護保険内のリハビリだけだと長期に渡るため、リハビリに取り組んでいる途中に精神的に疲れてしまう患者は少なくありません。
また医師の2人に1人が脳卒中患者から、リハビリ施設やリハビリ内容でに「プログラムが不十分」「対応が気にいらない」「もっと時間をかけてリハビリがしたい」等の不安や要望を受けていることも事実です。
※「脳卒中患者の保険外リハビリに関する医師調査結果報告書」2017.9.12株式会社QLife
(https://www.qlife.co.jp/news/170912qlife_research.pdf)


自費リハビリでは、短期集中によって機能改善が得られる点が特徴であり、
そこに【自費リハビリ】の価値があります。
実際に『保険適用範囲のリハビリで何年たっても叶えられなかった目標が1か月で成果を感じ、半年後に目標達成することができた』とういご利用者様もいらっしゃいます。
*「デイケア」に5年程度通うとリハビリベースに通う半年分の費用になります。

「お風呂に一人で入れるようになりた」
「屋内の移動が安全に一人でできるようになりたい」
「出かける身支度から外出まで一人でできるようになりたい」 

4年半の時間を凝縮して、半年で達成するそんな「ライフゴール」を想像してみてください。
介護保険内のリハビリだけを長期的に行い気持ちが折れてしまう前に
+自費リハビリで理想の身体になって今後の生活を豊かにしませんか?

私たちは退院後のリハビリに関わる中で、良くなった方を大勢見てきました。
だからこそ、リハビリベース国分寺では絶対に諦めません。
希望を捨てることなくボジティブな気持ちを持つことが重要です。

'リハビリベース国分寺で「ライフゴール」を達成されたご利用者さまのお声はこちらから
.

脳卒中 自費リハビリの費用は?高い?

リハビリベースの体験リハビリしてみませんか?
☟お問合せはコチラ☟