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【ご利用者様の声】脳梗塞 60代男性

普通に歩けるようになりたいです!
【ご利用者様の声】
脳梗塞 60代男性 
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 普通に歩けるようになりたい。手は左手の補助が出来るように。
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 非常に良かった。
③立地
 100点
④内覧・衛生面
 100点
⑤受付スタッフの対応
 100点
⑥総合評価
 100点
⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 早く歩けるようになりたい。時間を短縮して歩きたい。
 
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 たいへん満足している

③立地 100点

④内覧・衛生面 100点

⑤受付スタッフの対応 100点

⑥総合評価 100点

⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい
*よろしければ理由を教えてください。
 通いたいです

★その他、今後のリハビリにきたいされることなど、ご自由にご意見をお聞かせください。
痛さから解放されたされたい。長時間歩けるようになりたい。
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 早く歩けるようになりたい。時間を短縮して歩きたい。
 
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 たいへん満足している

③立地 100点

④内覧・衛生面 100点

⑤受付スタッフの対応 100点

⑥総合評価 100点

⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい
*よろしければ理由を教えてください。
 通いたいです

★その他、今後のリハビリにきたいされることなど、ご自由にご意見をお聞かせください。
痛さから解放されたされたい。長時間歩けるようになりたい。

担当からのメッセージ

突然の原因不明の対麻痺から、リハビリにかかれる機会がない中で、当施設を探し来て頂きました。膝から下に、麻痺の影響が強くありましたが、足の感覚入力を行い、残存している部分に対しての動作修正を行うと、まだまだ動作や機能改善が図れると感じました。今まで大変な思いをされた経緯も、ご家族の方から話を聞かせて頂いていたので、体験を通して希望を見出して頂いたことが何より嬉しかったです。

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50代男性 脳出血後遺症 〜復職、ランニング獲得までの道のり〜

 
 
【症例】
50代男性 脳出血 左片麻痺

【ライフゴール】
“スムーズに歩けるようになって、復職したい。”

【リハビリ期間】3ヶ月 24回プラン

【現病歴】
突如、左半身が動かなくなり、救急搬送される。M R Iにて左被殻出血を認め、血腫除去術試行後、回復期病院5ヶ月入院。退院後直後から、当施設にてリハビリ継続の流れとなる。

【身体機能・参加】
回復期では、ADL自立し退院となりましたが、屋外での歩行は足を引きずり、バランスとしても不十分で恐怖心が強い状態でした。今後は工場での仕事再開を目指しており、そのために歩行の改善と、バランスの獲得が必要でした。
麻痺のレベルBrStage4レベルで、歩行は膝や足首が曲がったままでの歩行パターンが根強くありました。足を引きずってしまうため、連続歩行は500m程度でした。手も軽度の麻痺があり、筋緊張はないものの、細かい動作は困難さがありました。
初期評価の段階で、歩行を修正、短いランニングが出来るまで希望があり、以下の目標を立てました。

【目標シート】
 

【リハビリ内容】

脳卒中の歩行パターンとして、股関節から足首が曲がったままでのStiff kneeの歩行パターンに対して、各関節の分離運動の促通を中心に行い歩行の修正を図りました。そのために、脚のストレッチングや徒手療法によって可動域の改善を図ることと、脚の各関節が滑らかに動けるように、協調運動練習を多く行いました。
 分離運動が次第に行えるように、各関節が速いスピードで滑らかに動かせるようになったタイミングで、ジャンプ動作など速い協調スピード練習を開始しました。速いスピードで足首から膝のコントロールが行えるようになったことでランニング練習もこなせるようになりました。
  
  

【Berfore& After 動画】


 
 

【ライフゴール達成】

突然の脳出血から、手術を無事に終えて、回復期リハビリ病院にて6ヶ月を過ごした後、すぐに当施設を訪ねていただきました。後遺症がありながらも、復職への思いが強く、3ヶ月間、当施設でリハビリを励まれました。

ご本人「リハビリ病院の後も、諦めずに最後までリハビリを続けて良かった。」

ご家族「走れるようになるなんて信じられなかった。無事、復職できて安心しています。」

ご家族の献身的なサポートもあり、脳出血から懸命にリハビリを励まれ、病前の生活に戻ることができたことを、とても嬉しく思います。
 
 
【復職支援相談】
リハビリベース国分寺では、「身体が思うように動かず、今は復職が難しい。」といった方々に対しても、リハビリで身体機能の底上げを行い復職を果たしている方々がたくさんいます。

・通勤に必要な歩行能力
・電車通勤に耐えるバランス機能
・パソコンなどの細かい手の作業
・力のいる介護職や工場などの勤務

疾患や、身体の症状は、皆様それぞれです。まずは、職場での動作を細かく聞き取りし、確認していきます。そこから現在の身体機能や、動作で困っている部分を洗い出し、着実に弱い部分の強化を行い、動作獲得を図っていきます。
 
自費のリハビリ施設の強みとして、段階的に慣らし通勤から開始し、完全復職まで時間をかけてフォローアップすることができます。復職を果たした段階でも、「やっぱり肩の痛みが出てくる。」、「仕事の後半で歩きが不安定になってくる。」といった、悩みも多々出てきます。復職後、定期的に動作や身体の状態を確認し、フォローアップしていきます。
 
復職にあたり、お困り事がある場合は、是非一度、体験で私たちと、目標を共有しませんか?
 
 

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国分寺まつり2023に参加!

国分寺まつり2023に参加してきました!

令和5年11月5日に4年ぶりに開催された国分寺まつりに東京都理学療法士協会の事業の1つとしてブースを出しました。

「脳と体の年齢チェック」

200名を越える方々がいらっしゃり、大大大盛況となりました!
高齢者世代はもちろん、3世代家族やご夫婦、子ども同士など多くの方が来てくださいました。

例年、10万人以上が来場するといわれている国分寺まつりですが、130を超えるブースが出店し、野菜の宝船(解体後、宝野菜を無料配布!!)や様々なイベントが開催され、阿波踊りやフラダンス、サンバなど多彩にあふれた大規模祭りです!

2020-2022はコロナ禍で中止となっておりましたが、この度4年ぶりに復活し、東京都理学療法士協会の国分寺市支部が都民に向けた健康増進・普及活動の一環として参加者の体力測定を行い、その後、アンケートと必要な方にリハビリ相談を受けるなど行いました。

リハビリベースからは原嶋と尾作が参加し、近隣の病院やデイケア、訪問看護の理学療法士達が集結し、交流も深めました!

元気な高齢者から、現在悩んでいる方がリハビリに困らないように、このような活動を続けていきます!!

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【ご利用者様の声】脳梗塞 60代女性

病気前の健康な体に戻りたい!
【ご利用者様の声】
脳梗塞 60代女性
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 病気前の健康な体に戻りたい
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 大変頼りになる理学療法士さんでした。
③立地
 100点
④内覧・衛生面
 100点
⑤受付スタッフの対応
 100点
⑥総合評価
 100点
⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい。希望が持てます。
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 早く歩けるようになりたい。時間を短縮して歩きたい。
 
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 たいへん満足している

③立地 100点

④内覧・衛生面 100点

⑤受付スタッフの対応 100点

⑥総合評価 100点

⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい
*よろしければ理由を教えてください。
 通いたいです

★その他、今後のリハビリにきたいされることなど、ご自由にご意見をお聞かせください。
痛さから解放されたされたい。長時間歩けるようになりたい。
①現在のリハビリの目標を教えてください。
 早く歩けるようになりたい。時間を短縮して歩きたい。
 
②今日のリハビリベースの体験はいかがでしたか。
 たいへん満足している

③立地 100点

④内覧・衛生面 100点

⑤受付スタッフの対応 100点

⑥総合評価 100点

⑦リハビリベースに通いたいですか。
 はい
*よろしければ理由を教えてください。
 通いたいです

★その他、今後のリハビリにきたいされることなど、ご自由にご意見をお聞かせください。
痛さから解放されたされたい。長時間歩けるようになりたい。

担当からのメッセージ

今回、脳幹梗塞後で体幹の不安定さや、左側の筋力低下もみられました。今回の脳梗塞後遺症による不安定さもありましたが、体験を受けて頂く中で、元々の姿勢から腰や肩の痛みがあり、問題となっている部分が大きいと感じました。本人にとっても気づきの良い機会になれたら幸いです。早速ご契約頂き、これを気に身体の悩みをしっかり解消し、出来るだけ早く自由な生活を手に入れてもらえるように、お力添えさせてもらえたらと思います。

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Sportip社さんの導入事例で当施設が紹介されました!

先日受けたインタビューが記事になりました!Sportip社


当施設で導入している、AIによる姿勢や歩行解析ソフトSportip proを開発された、Sprotipさんから先日インタビューを受け、当施設の【導入事例】が記事になりました!

なんと!インタビュー記事第1号です!

脳梗塞や脳出血の後遺症の方、腰痛や義足の方にもSportip proを用いて幅広く評価の参考にさせていただいております。

Sportipを体験で行いたい!

そんな方もいらっしゃっております。

当施設ではリハビリの新しい選択肢として、機能改善に向けたトータルアプローチを行っております。
・整体に通い続けているけど治らない
・スポーツジムでは医療知識のある専門職がいないくて相談できない
・整形外科では時間が短い
・介護保険のリハビリに満足できない
など

今の身体に満足できていない方は是非一度ご相談ください!

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11月の休館日のお知らせ

いつも、ホームページをご覧くださり誠にありがとうございます。



11月の休館日のご案内
11月3日金曜日、23日木曜日の祝日はお休みとさせていただきます。


お問い合わせなどにもすぐ対応できない可能性がございますので、
ご理解のほどよろしくお願いいたします。


皆様体調にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

今月もリハビリベース国分寺スタッフ一同皆様からの体験のご予約お待ちしております♪
是非、お気軽に体験プランやご不明点のご相談にご連絡くださいませ。

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リアルな脳卒中が治る確率

リアルな脳卒中が治る確率

 
「脳梗塞が起こった。今後生活はどうなってしまうのだろう。」
 
「今後、どのくらいの確率で、回復するのか。」
 
今回は、脳卒中に起こりうる死亡率から、後遺症の重症度、予後予測まで、脳卒中のリアルな現状を述べていきます。
 
脳卒中と言っても、「脳梗塞」や「脳出血」によって、死亡率から、重症度による治る確率も、ある程度傾向が決まっています。また、脳卒中は、梗塞が起きた部位や、出血した量により、意識レベルや、麻痺の状態、高次脳機能障害など、症状は様々です。
 
脳卒中の分類から、初期評価、それから予後どれだけ動けるようになるのかを、数字を持って述べていきます。
 
 

脳卒中患者の生存率は?

脳卒中の中には、どの病型も死に至るケースがある程度の割合でてきます。ご存知の通り、日本でも死亡患者のうち、脳血管疾患が第4位と上位にあります(厚生労働.2021)。特に、50歳以降になると、心疾患に続き死因第3位に必ず上がってきます。
 
 
 
 
 
 
重症度の確率にも関係しますが、生存率は年齢、全身の健康状態、脳卒中の病型、治療のスピードなど、いくつかの要因によって大きく異なります。「脳出血が起こり、発見が遅くなってしまった」、「心疾患から、脳梗塞が起こってしまった。」など、脳卒中に至る背景からも、治る確率は決まってきます。
 
脳卒中の代表的な病型として、脳梗塞(47.9%)、脳内出血(26.5%)、くも膜下出血(9.5%)、その他の脳血管疾患(2.2%)と、死亡率の割合が挙げられます(厚生労働省「人口動態統計」.2019)。脳梗塞は、脳卒中の中でも、母数として発症頻度が高く、死亡する割合も脳卒中の中で一番多く占めます。
 
 
 
 
全体の数としては、脳梗塞が一番に上がってきますが、急性期の病院では、違う傾向にあります。
国立循環器病研究センターの報告では、院内の脳卒中発症後の死亡率は、脳梗塞(4.4%)、脳出血(16%)、くも膜下出血(26.6%)という順に示されています。脳梗塞に比べ脳出血、さらにはくも膜出血は、病型として重症度や、死に至るリスクが高いと言えます。
 
次は、より細かい病型から、脳卒中が引き起こされやすい傾向をみていきます。
 

脳卒中の病型別の特徴

脳卒中データバンクによると、脳卒中の病型、発症頻度としては、アテローム血栓性脳梗塞(24.1%)、ラクナ梗塞(22.7%)、心原性脳塞栓症(19.2%)。次いで、高血圧性脳出血(13.7%)、一過性脳虚血(TIA:5.8%、くも膜下出血(6.4%)、その他脳出血(3.0)の順にあります。
 
 
 
 
特徴としては、心原性脳塞栓症の場合、60歳以降で年代別に急増し、80歳は30%と起こる頻度が高くなっています。心原性能塞栓症とは、心臓にできた血栓が脳に運ばれ、脳血管を詰まらせる病気です。
具体的な心疾患として、9割以上が心房細動と呼ばれる不整脈から起因し、心臓の老化に伴い増加する脳卒中の代表的なタイプになります。
心原性脳塞栓症の特徴として、重症度が比較的高く、多く介護を要する傾向にあります。
 
 
(厚生労働省「人口動態統計」2019年から抜粋)
 
 
脳出血、くも膜下出血では、60歳以下で発症する頻度が最も高く、それぞれ20%、13%と、他の病型と比較し、若い年層に起こる頻度が高いのが特徴です1)

また下図の重症度スケールNHISSでは、11項目4段階で、麻痺の重症度を分類できる評価があります。この評価は、脳卒中患者に対して予後予測にも有で、信頼性が高いことが証明されています2)

重症度分類は、軽症(1-5点)、中等症(6-14点)、重症(15-24点)、非常に重症(25点以上)となっています。脳出血の場合、5段階中のもっとも重い23点以上が、25%を占めております。

先程述べた心原性脳塞栓症も、20%と重症化する高い割合を示しています。他の病型では、TIAの場合は、4点以下の軽症が90%、ラクナ梗塞では70%と、軽症レベルが非常に多いのが特徴です。
 
 

歩行が可能か、予後判定

先程は、脳卒中の重症化分類としてNIHSSを用いましたが、脳卒中の後遺症を評価する部分として、麻痺のレベルを段階付けすることがよく用いられます。
麻痺のレベルから、実際に起き上がりから、立ち上がり、または歩くことができるかということの、判断材料となります。

代表的な指標として以下の2つ、BrunnStromStage(ブルーンストロームステージ)、Fugl-Meyer assessment(フューゲルマイヤーアセスメント)が挙げられます。

■BurunnStrom Stage (ブルーンストロームステージ)
麻痺のレベルは、手と脚のそれぞれを6段階で評価していきます。大事な麻痺のポイントとして、「分離運動」と呼ばれる各関節が分かれて動くかどうかとういう点に着目しています。分離の逆は「共同運動」と呼ばれ、麻痺が重度で個々の関節を別々に動かすことができずに、共同的に曲げるか伸びるかの2パターンとなってしまっている状態を指します。やはり歩くことや、手を使うといった日常生活の動作は、「分離運動ができる」ステージ4〜5へ育てていくことが大切です。代表的な歩行自立の指標として、二木の、脳卒中が発症した1ヶ月で、今後歩行が可能かどうかの有無を、ブルーンストロームステージを使用して、予後予測を行う指標があります。

■二木の入院後1ヶ月、最終自立度予測基準
他にも、FMAやバランス指標であるBBS、日常生活指標FIMなどのテストを用いて、歩行自立度を評価する指標はありますが、全てを不足なく網羅する指標はありません。ある割合で、当てはまらずとも歩行を達成することができる、慢性期でも時間をかけて自立を図ることも可能です。あくまでも、多い確率として、入院時の設定として、ベッド周囲の動作が自立している、ブルーンストロームステージとして麻痺のレベルが4以上の場合は、歩行を獲得する確率が高い傾向にあります。
 
 
■BBSによる歩行自立評価
BBSとは、Berg Balance Scaleの頭文字をとった略で、項目は下記の通りです。14項目、各4段階評価、総合56点になります。各バランス課題を4段階評価し、総合得点から「転ばずに1人で歩くことが出来るか。」を判断します。
 
1. 椅子からの立ち上がり
2. 立位保持
3. 座位保持
4. 着座
5. 移乗
6. 閉眼立位保持
7. 閉脚立位保持
8. フェンクショナルリーチ
9. 拾い上げ
10. 振り返り
11. 360°の方向転換
12. 踏み台昇降
13. タンデム立位
14. 片脚立位
 
 
 
「カットオフ値」と呼ぼれる、言わば1人で安全にバランスが取れる合格点というものがあり、BBSは45点以上にて、1人でバランスをとり歩けると言われています。この数値は、実際の回復期病院にて取られた有効性の高い数値ではありますが、実際は自宅内の歩行など、伝いができる環境や、屋外で見守りにて行えるなど、歩行導入に対しては、必ず必要な数値ではありません。また逆に、数値が上回っているからといって、必ずしも転倒なく過ごせるといったことでもありません。認知機能や、また危険かどうか判断ができる危険認知、注意力など、高次脳機能も判定する上で重要な要素となってきます。
 
脳卒中の予後や回復の話になると、まず思い浮かべるのは「もう一度歩けるかどうか」という点が着目されると思います。発症後からの予後判定としては、ブルーンストロームステージに基づいた麻痺のレベルから、実際の歩行自立判定としてBBSが用いられます。このような指標を用いる事で、治る確率が上っているか、下がっているのか判断する材料になります。より確率を上げていくには、リハビリが重要なのは過言ではありません。脳卒中の病型の特徴から、致死率や重症度の傾向をみてきましたが、実際の予後予測では急性期を脱して、回復期入院後の評価から日を追うごとに、最終的な回復度合いは明らかになってきます。
 
 

リハビリベース国分寺の取り組み

 
 
リハビリベースでは、脳卒中が起こり、急性期から退院し、そのままリハビリに通われる方や、回復期以降もさらに上を目指しリハビリを求めて来られる方が多数いらっしゃいます。歩行はある程度獲得し、自宅で生活を送りながらも、リハビリを集中的に行いたい方。回復期を経て歩行を行えるようになったが、後遺症をもう一段階改善したい方。歩きだけでなくランニングも目指したい方。保険外では、それぞれの利用者様のニーズに合わせ、目標が実現できるまでリハビリで改善を図ることができます。
 
先程は、脳卒中後の回復として「1人で歩けるようになる」という点で、様々な評価指標を出していきましたが、単独歩行に到達しない重度〜中等度の後遺症をお持ちの方が、回復として諦めざる終えないということではありません。中には、脳卒中が起こり、意識レベルが低い期間が長く、リハビリを3年も受けられずに、覚醒が良くなってからリハビリを開始される方もいらっしゃいます。脳卒中の予後は、先程述べた麻痺の評価だけでなく、病歴や、家族構成、自宅環境、内科的疾患の状態など多様性を富んでいます。その中でも、「少しでもできること増やす。」、「長い時間をかけても歩けるようになりたい。」と、どの目標を持ち、どのように目指していくかで、後遺症との付き合い方は多く異なってきます。
 
 
今までの経過や、現在の悩み、今後の方向性をまずは、一緒に体験で共有しませんか?
 
重症度が高っかったのにも限らず、奇跡的な回復を遂げる。そのようなケースを生み出すのは、やはりリハビリの力にあります。「ダメだ」と言われたことに、まだ可能性が多くあるかも知れません。諦める前に一度、ご相談下さい。
 
 

予想をくつがえすリハビリ

先程も述べたように、多くのブルーンストロームステージにて、2や3レベルの人が歩けないかというと、そうではありません。麻痺に対して、装具や杖を使用し調整を行い、残存する機能を上手く引き出していくことで、歩行獲得を果たす方も多くいます。
それにも、麻痺に対して可動域改善を図ることや、筋力を上げる、動作を修正し獲得するといったリハビリを取り組むことで、可能となることがあります。通例では、回復期と呼ばれる発症後の6ヶ月が回復大きく見込める期間と言われています。
ですが、回復期を経た慢性期でも必要なリハビリを行うことで、麻痺の度合いや動作を改善できることは、エビデンスレベル証明されており、リハビリベースではそのノウハウが実在します。
 
 

歩けないから、終わりでない。。。

脳出血が起こり、なんとか命はとりとめたものの、重い後遺症を患ってしまった。麻痺のレベルも重度、高次脳機能障害もあり、歩行は難しい。それでも、出来る様になることはたくさんあります。寝返りから、車椅子への乗り移り。家族や介護サービスにて手を借りることが出来れば、様々な活動に広げることも出来ます。
歩けないから、リハビリは終わりではありません。助かったからこそ、やれることは無限にあります。自宅に戻っても、時間を経過しても治る確率を上げるリハビリを私達は提供します。
 
 

【参考文献】

1)山口修平. 小林祥泰.(2014)脳卒中データバンクからみた最近の脳卒中の疫学的動向.脳卒中36:378-384.
2)Brott, T., et al. Measurements of acute cerebral infraction: a clinical examination scale.
3)二木立. (1982).脳卒中リハビリテーション患者の早期自立度予測.リハ医学.19:201-223.
4)林真範. 太田郁. 回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の歩行自立までの期間予測. 理学療法学. 第46巻第3号. 188-195.

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この記事を書いた人

尾作研太 理学療法士

回復期病院にて4年間勤務、主に整形外科や脳血管疾患、脊髄損傷のリハビリに従事。海外の大学にて、ヘルスケアの学位を取得後、訪問リハビリと地域の介護予防に参画。脳血管疾患の方の動作獲得や、装具を含めた歩行の修正、社会復帰までサポートしている。

新入職員紹介 リハビリベース国分寺

新入職員紹介 リハビリベース国分寺

<自己紹介>
受付業務を担当させていただきますFと申します。

食べることが好きなので料理も好きです。
無心でニンジンの細切りをするのがストレス発散方法です!
おすすめの料理レシピなどありましたらぜひ教えてください。

笑顔の多い明るい空間作りができるよう頑張ります。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
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脳卒中と脳梗塞と脳出血の違い

「脳卒中と脳梗塞の違いは何?」

「脳卒中と脳梗塞の違いは何?」とよく質問があります。

これは、医療知識がない人は区別を付けずに聞き馴染みのある「脳梗塞」で統一して使ってしまっている方がらっしゃるのではないでしょうか。


脳卒中(stroke)と脳梗塞(ischemic stroke)、脳出血(Hemorrhagic Stroke)は、どれも脳血管疾患の一種で、脳への血流が阻害されることによって脳組織に障害を引き起こす状態ですが、その原因と病態、治療が異なります。

今回は脳卒中と脳梗塞、そして脳出血の事についてまとめてみました。

脳卒中(Stroke)

脳卒中(Stroke)は、脳の血流が何らかの原因で突然中断されることによって、脳組織に酸素と栄養分が供給されなくなり、脳細胞が障害を受ける状態を指します。
脳卒中は脳血管疾患の一種であり、急性の脳損傷を引き起こす重大な疾患です。
以下に、脳卒中の定義、タイプ、および病態を簡単にですが説明します。

【定義】
脳卒中は、急性期において、脳組織への酸素供給が不足する状態を指します。
この状態は、脳の血管の閉塞(脳梗塞)または血管の破裂(脳出血)によって引き起こされます
脳組織は酸素と栄養分の欠如に非常に敏感で、その結果、脳細胞が壊死するなど障害を受けます。


【タイプ】
脳卒中の主な原因は以下の2つの主要タイプに分かれます。


 a. 脳梗塞(Ischemic Stroke)
 血管内で血栓(血液の固まり)が形成され、脳血管を閉塞することによって引き起こされます。
 主な原因としては、以下が考えられます。
  ・大動脈の動脈硬化
  ・血栓が他の部位から脳へ移動したもの(塞栓症)
  ・糖尿病、高血圧、高コレステロールなどのリスクファクター


 b. 脳出血(Hemorrhagic Stroke)
 脳の血管が破裂し、脳組織に血液が漏れ出すことによって引き起こされます。
 主な原因としては、以下が考えられます。
  ・高血圧
  ・血管の異常(例:動脈瘤)
  ・血液凝固異常


【病態】
脳卒中の病態は、脳組織への酸素供給不足による神経細胞の損傷に起因します。

 a. 脳梗塞(Ischemic Stroke)

血管の閉塞により、特定の脳領域への血流が途絶え、その結果、神経細胞に酸素と栄養分が供給されません。
 時間とともに、この領域の神経細胞は壊死し、損傷します。

b. 脳出血(Hemorrhagic Stroke)
 脳の血管が破裂すると、脳組織に血液が漏れ出し、脳圧が上昇します。
 これにより、脳組織が圧迫され、神経細胞に損傷が生じます。
 また、出血に伴う炎症反応も問題となります。

脳卒中は急性の疾患であり、速やかな診断と治療が不可欠です。
脳卒中の症状は脳の特定の領域に依存し、重篤な障害を引き起こす可能性があるため、病気を早期に診断し、適切な治療を行うことが重要です。
脳卒中の治療は、病態に応じて血流の回復や脳圧の制御を含み、リハビリテーションもその後の回復をサポートします。

まだまだ詳しく知りたい方へ。
脳梗塞と脳出血を少し詳しく解説します。

脳梗塞

脳梗塞(Ischemic Stroke)は、脳血管が閉塞または低流量によって酸素供給が不足し、脳組織に障害を引き起こす疾患です。
脳梗塞にはいくつかの異なる分類と病態があります。

以下にそれらを詳しく説明します:

【分類】

●大動脈塞栓症(Large-Artery Atherosclerosis)
病態:
このタイプの脳梗塞は、大動脈(主に頚動脈や脳動脈)の内壁にアテローム性斑(動脈硬化による斑塊)が形成され、血栓が形成されることによって引き起こされます。
これらの血栓が脳血管内で詰まることで脳梗塞が発生します。

●心源性脳塞栓症(Cardioembolic Stroke)
病態:
このタイプの脳梗塞は、心臓からの血栓や塞栓物が脳の血管に流れ込み、血流を遮断することによって引き起こされます。
心房細動(心臓の不規則な鼓動)、心室細動、心臓弁膜疾患などがこのタイプの原因となります。

●小血管病変性脳梗塞(Small-Vessel Disease or Lacunar Stroke)
病態:
このタイプの脳梗塞は、小さな脳の血管(脳小血管)に関連した病変によって引き起こされます。
これには微小血管の壁の損傷や狭窄が含まれます。
小血管病変性脳梗塞は、しばしば高血圧と関連しています。

●その他の特定の原因による脳梗塞(Other Determined Etiologies)
病態:
このカテゴリには、特定の病態や原因に関連する脳梗塞が含まれます。
例えば、血液の凝固異常、血管炎、感染症、脳動脈解離などが考えられます。

●原因不明の脳梗塞(Cryptogenic Stroke)
病態:
一部の脳梗塞は、明確な原因が特定できない場合があります。
これらのケースは「原因不明の脳梗塞」とされます。
原因が不明確な場合でも、適切な治療と予防が行われるべきです。


脳梗塞の病態は、血管の閉塞により脳組織への血流が遮断されることから始まります。遮断された領域の脳細胞は急速に酸素と栄養分の供給を失い、細胞の機能が低下します。
この結果、脳梗塞の症状が現れ、脳組織が損傷します。

脳梗塞の症状は、患者の脳の特定の部位に依存し、感覚、運動、言語、認知などの異常を引き起こします。
脳梗塞の治療は、血管を開通させ、損傷を最小限に抑えることを目的としています。
治療には血管拡張薬、抗凝固薬、溶栓療法、および手術などのアプローチが含まれます。
また、脳梗塞の再発を予防するために、リスク因子の管理(高血圧、高コレステロール、糖尿病などの管理)、抗凝固療法、抗血小板薬、および生活習慣の改善も重要です。

脳梗塞の病態は速やかな診断と治療が必要であり、治療が適切に行われない場合、脳組織の損傷が進行し、長期的な障害や合併症を引き起こす可能性があります。
そのため、早期の病院収容と治療が非常に重要です。
また、脳梗塞の病因には個人差があるため、患者ごとに適切な治療計画を立てることが必要です。

脳出血

脳出血(Hemorrhagic Stroke)は、脳の血管が破裂し、脳組織に血液が漏れ出ることによって引き起こされる脳卒中の一種です。
脳出血にはいくつかの分類と病態があります。

以下にそれらを詳しく説明します。

【分類】

●膜下出血(Subarachnoid Hemorrhage)
病態:
脳の表面にあるくも膜下腔(脳とくも膜の間のスペース)で出血が発生します。
通常、くも膜下出血は、動脈瘤(血管の異常拡張)が破裂することによって引き起こされます。
この出血は、くも膜と脳組織の間に血液がたまり、脳組織に圧迫をかけるため、重篤な症状を引き起こします。

●脳室内出血(Intraventricular Hemorrhage)
病態:
脳室内で血液が溜まる状態です。
通常、くも膜下出血や脳出血の合併症として発生することが多いです。
脳室内出血は、脳室内の圧力を増加させ、脳脊髄液の流れに影響を及ぼす可能性があります。

●脳実質出血(Intraparenchymal Hemorrhage)
病態:
脳の実質(脳組織そのもの)で血管が破裂し、血液が脳組織に漏れ出る状態です。
脳実質出血は、高血圧による血管の破裂が最も一般的ですが、脳腫瘍や血管異常などが原因となることもあります。
この出血は通常、特定の脳領域に影響を及ぼし、周囲の組織に圧迫をかけます。


【脳出血の病態】

脳出血の病態は、血管の破裂により脳組織に血液が漏れ出すことから始まります。
この出血は、脳組織に圧迫をかけ、次のような影響を与える可能性があります。

●脳圧上昇
血液の脳組織への漏れは、脳内圧を急速に上昇させます。
この脳圧の上昇は、周囲の正常な脳組織に影響を及ぼし、神経細胞への酸素と栄養分の供給を制限します。

●炎症反応
脳組織への血液の接触により、炎症反応が引き起こされることがあります。
これにより、脳組織がさらに損傷し、脳浮腫(脳の腫れ)が発生する可能性があります。

●神経機能障害
脳出血の影響を受けた脳領域によって、異なる神経機能障害が発生します。
これには言語障害、運動障害、感覚障害、認知障害などが含まれます。

脳出血は非常に重篤な状態であり、速やかな医療介入が必要です。治療は、出血の原因や部位に応じて異なりますが、一般的には手術、薬物療法、血圧管理、脳圧制御などが行われます。
脳出血のリスクを減少させるためには、高血圧などのリスク因子の管理と生活習慣の改善も重要です。

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この記事を書いた人

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地

原嶋崇人 リハビリベース国分寺院長 運動器認定理学療法士

小児から高齢者、俳優からスポーツ選手のリハビリを経験。ラグビーワールドカップ2019のスポーツマッサージセラピスト、TOKYO2020大会の医療スタッフとして派遣経験あり。スポーツ現場へのサポート、地域高齢者に対しての介護予防や転倒予防事業の講師などを行っている。

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担当からのメッセージ

突然の原因不明の対麻痺から、リハビリにかかれる機会がない中で、当施設を探し来て頂きました。膝から下に、麻痺の影響が強くありましたが、足の感覚入力を行い、残存している部分に対しての動作修正を行うと、まだまだ動作や機能改善が図れると感じました。今まで大変な思いをされた経緯も、ご家族の方から話を聞かせて頂いていたので、体験を通して希望を見出して頂いたことが何より嬉しかったです。

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